2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

少年ドラマシリーズ補完計画

『タイムトラベラー』の主役だった島田淳子は当時14歳、かわいかったが顔がまん丸で、小太りなのではとさえ思えるが、のち浅野真弓と改名、『マリコ』の頃は17歳でけっこう美人になっていたが、『ウルトラマン80』では23歳でほとんど絶世の美女になっていた…

電車で席を譲る・について

電車内で座っていて老人やらに席を譲るということについては、いろいろ微妙な問題がついて回る。 中学生か高校生の頃教科書か何かで読んだ文章で、書いたのは森本哲郎か? まあ誰かが教えてくれるだろう。電車で席に座っている若者の前に立っていたら、その…

『源氏物語』を全部読むかどうか、というのと、『今昔物語』を全部読むかどうか、というのは別の問題である。とにかく、天竺・震旦・本朝部とあって、仏法部・世俗部に分かれていて、岩波古典文学大系では全五巻、「長い」というより「多い」し、岩波文庫で…

阪大時代同僚だった偉い学者さんが某大学の学長になっていて、構内全面禁煙で抗議をした教授とやりとりがあったそうだが、まあ学長といっても、私大なんか理事会に権限があるし、一族経営の私大で一族から学長が選ばれているのでもない限り、それこそ「雇わ…

村上春樹の嫌いな人へ宣伝

1Q84スタディーズBOOK〈1〉 (MURAKAMI Haruki Study Books)作者: ジェイルービン,渡部泰明,井桁貞義,明里千章,藤井省三,Jay Rubin出版社/メーカー: 若草書房発売日: 2009/11/01メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (2件) を見る これに「村…

マサオ・ミヨシの、柄谷行人による追悼文が載っているというので図書館で昨日の朝日新聞を観てきた。 するとちょうど隣に斎藤美奈子の文藝時評があったのでそれも読んでいたら、最後に池澤夏樹の『カデナ』がとりあげられていて、一見政治的な小説のように見…

大河ドラマ最終回

まあ幕府初期だから、陪臣が将軍に目通りしていても、いいのかもしれんが、江戸城内で陪臣が、何者どもだか知らないが若い侍を集めて昔語りをするって、あれは何かな。幕末の吉田松陰とか、そういう感じ? ありえるのかどうか、甚だ疑問である。 それにまた…

図書館で見た今日の毎日新聞はひどかった。まず社説で、たばこ増税のみならず、法律でもっと禁煙の場所を広げろとアジる。さらに中ほどの記事でも、例によって作田学の禁煙論、いっぽう、反禁煙ファシズムの論などは一切無視して、一介の喫煙者に代弁させて…

タアキイ

水の江滝子が死んだ。「ターキー」と書いてあったが「タアキイ」だろう。もとより、私にとっては遠い過去の人である。そのタアキイ伝を中山千夏が書いていた。『プリンプリン物語』に、ドン・ガバチョが特別出演したことがあって、その時は藤村有弘だった。…

藤原書店の雑誌『環』で平川祐弘先生が私の悪口を言っていると教えられて、現物を見て、藤原書店に電話したのが12日の木曜日だ。西泰志(たいし)という担当編集者が出て、編集長=社長の藤原良雄なる者は沖縄出張中で、これから平川先生に電話すると言う。…

「痴漢日記」を観る

小沼雄一監督が名作だと言っていた「痴漢日記」を観る。いい。大竹一重が美しいから成り立っているというのは否めないが…。やはり「童貞放浪記」のほうが名作だと思う。 しかし「それでもボクはやってない」がなんであんなに評価されたのだろう。やっぱり「…

堕ちた偶像

小林信彦『うらなり』が文庫版になっていたので立ち読みしたが、私が指摘したおかしなところは直っていない。(第二次大戦前の語りなのに「第一次世界大戦」と言う。神戸の中心街から「神戸駅」へ向かう。自身の解説で「四国辺」はもと「中国辺」になってい…

熊のアイコン事件

五年くらい前だが、新手のウィルスが現れたというメールが時事通信社から発せられて駆け巡った。そのメールの指示で、ウィルス駆除の手順というのがあり、それをやると熊のアイコンが現れ、それを削除せよ、とのことであった。またメールを同報で転送してく…

その昔、ソ連が崩壊した後、社会主義者たちが「保守派」とされて、「社会主義が保守?」と疑念が呈されたことがある。 http://sankei.jp.msn.com/world/america/091116/amr0911161004002-n1.htm オバマが、アブドラ国王や天皇にお辞儀をした、と「保守系」メ…

気違い誘因力

私には気違い誘因力というのがあるらしい。 http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20091113/p2#c 私はそもそも「ヘーゲル君」と仮に呼んでいる、ヘーゲルを称揚する人物がいたから、ヘーゲルなどインチキだと言ったら、「浜田寿美男が」と呟いたから、浜田…

賞男

内閣支持率の低下をたばこ増税と関連づけるニュースは未だ見つからない。いくつかの原因をあげる形の中でも、それは出てこない。現実を直視しないというより、マスコミがおダブツ状態であることを示している。 - 島田雅彦はせっかくCMにまで出たのに谷崎賞…

最近、遅ればせに子母沢寛の『勝海舟』を、夢中になって読んでいる。夢中になってどんどん読むのではなくて、もったいないからちびちび読んでいる。なぜかというに、海舟は幕府の頭の固い連中、これから先が見えない連中をよく批判しているのだが、それを読…

『新潮』98年8月号で「批評家・文芸記者26人によるアンケ-ト【いま最も期待する新鋭作家】 (特集 21世紀への新人たち) 」というのがあって、当時石橋駅商店街の書店で立ち読みしたものだが、斎藤美奈子がみどりゆうこを挙げていて、みどりは91年に文学界新人…

十年以上前に大阪で『探偵! ナイトスクープ』を観ていたら、「ぼんさんが、屁をこいた」というのを実際に見てみたいという依頼で、桂小枝がさる寺院を訪ね、しまいには二十人からの坊さんを集めて屁をこかせていた。何という坊さんどもか、とむかむかしなが…

五年後

先日の大河ドラマで「それから五年後」とあったのがどうも引っかかった。何も知らずに観ていると、秀忠が将軍になった(1605)件からすぐに、養子の本多政重に嫁をとる話になり、引き続いて仙桃院が死に、それから「五年後」と来るから、1610年かと思うのだ…

ウルトラ戦闘テーマ

『帰ってきたウルトラマン』や『ウルトラマンA』には、歴然たる戦闘時のテーマ音楽、正確にいえばライトモティーフが存在する。私はこれらが好きで、特に『帰マン』のイントロの、放送時には省略されることの多い「ダッダカダッダカ」のところなんかぞくぞ…

ウルトラマンタロウ研究

『ウルトラマンタロウ』最後の、副隊長交代劇について、現物を観て考察した。『タロウ』はウルトラ六番目の弟で、ウルトラの父とウルトラの母の実子ということになっている。ただし、『ウルトラセブン』当時の少年雑誌の記事で、ウルトラマンはシルバー族、…

http://irregularrhythmasylum.blogspot.com/2009/09/blog-post_28.html こういうのが近所であったのを、数日前に海外にいる友人から教えられるまで知らなかった。 もっとも文面を読むと、禁煙ファシズム反対のイヴェントではないらしい。だいたい人が集まっ…

アバンタイトルというものがある。あるのは知っていても名称を知らない人が多いようで、私も最近まで知らなかった。 しかし見ての通り、英仏混成の和製西洋語である。しかし検索しても、フランスで使われている様子もない。外国では何と言っているのだろう。…

見沢知廉が左翼のスターになる珍

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20091103/1257178089 「湾岸戦争に反対する文学者の署名」に署名した人が偉そうなことを言っているぞ。最も低レベルな思想的行為をした人が。あの件はどこかで総括して謝罪したのかな。 - 前に『童貞放浪記』のイヴェン…

文学フリマの存在意義

『週刊ポスト』で池内紀先生が佐伯さんの新刊を書評していた。日文研で佐伯さんが発表した時池内先生もいたが、「大学の講義で男装女装をやるなんて時代も変わったもんだ」(大意)って、漫画学科があちこちにでき、オナニーの研究者が東大准教授になる時代…

和田アキ子の歌唱力

もう20年くらい前か、公開歌番組で和田アキ子がリクエストを受けて「いとしのエリー」を歌ったことがあったのだが、あれはすばらしかった。元歌は嫌いなのだが、和田のはそれとは全然違っていて、もういっぺん聴きたいなあ。やっぱり和田アキ子は歌うまいん…