五年くらい前だが、新手のウィルスが現れたというメールが時事通信社から発せられて駆け巡った。そのメールの指示で、ウィルス駆除の手順というのがあり、それをやると熊のアイコンが現れ、それを削除せよ、とのことであった。またメールを同報で転送してくれという。
私は熊を発見して削除、同報で発信したが、ほどなく、そのメール自体がスパムメールだと報せがあった。もっとも熊のアイコンはなくてもさほど問題はなかったらしい。
その際、メールを流された一人である某教授が、それから半年ほどたって、同じメールが来た、と知らせてきて、どうやら前のことを忘れていたらしい。恐らくあの時、みながその60代の教授の「ボケ」を懸念したことであろう。もっともボケずに今も役職についている。二度同じ手にひっかかるものではない。
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深田恭子の茶々は史上最も演技が下手だった。真田幸村はロック歌手にしか見えなかった。こども店長はN響アワーにも出ていたが気持ち悪い。直江山城守は上杉謙信と男色関係にあったはずだ。大河ドラマが日本の伝統たる男色を描かないことに対して、右翼と、同性愛解放運動家は抗議すべきである。中学生が観て、ああ同性で愛しあうってありなんだと思ったら、何と素晴らしいことか。
そんなの許せんというのが「保守」であり、日本の伝統である、しかるべく敬意を払うべし、とするのが「右翼」である。
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渋谷道頓堀劇場が復活した。良かったよかった。
http://www.dotonbori.co.jp/shibuya/index.html
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禁煙ファシズムだけではなく、「看護師」ファシズムも憂うべき問題だ。看護婦でいいのに自動的に看護師にする。客室乗務員ファシズムというのもある。
(小谷野敦)