五年後

 先日の大河ドラマで「それから五年後」とあったのがどうも引っかかった。何も知らずに観ていると、秀忠が将軍になった(1605)件からすぐに、養子の本多政重に嫁をとる話になり、引き続いて仙桃院が死に、それから「五年後」と来るから、1610年かと思うのだがもう家康が方広寺の鐘の銘に因縁をつけて大坂の陣(1614)になるから変で、調べると本多政重の嫁とりと仙桃院の死は1609年なのだった。あれは「それから四年」とか「慶長十四年」とかやった方が良かっただろう。ところがそうなると、兼続の実子は15歳(数え16)になっていてあんな子供ではないからおかしなことになるのだ。

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大麻ってそんなに悪いことかねえ。人に迷惑かけるわけじゃないし、いじめとかのほうがよっぽど悪いことだと思うぞ。それに、明らかにジェンダー・バイアスがかかっていて、女の藝能人だけいじめられてる気がする。三田佳子の時だって、なんで息子が大麻をやったからって、母親が出てきて謝罪せにゃならんかったのか。あれは要するに「有名女優の母」を叩くという形での女いじめだよね。
酒井法子三田佳子の息子も大麻じゃなくて覚醒剤だそうです。Y君、知らせてくれてありがとう。しかし私は薬物には疎いのだよ。私の疎いものなどこの世にたくさんあって、経済学なんか初歩も分からない。化学とか物理とか、数学が関係するとほとんどダメ)

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茂木健一郎が三年で四億とか申告漏れしていたそうだ。そんなにあるなら事務所作るとか税理士雇うとかしろよと思う。しかし講演料とか言っていたが、一回百万としても年に百回やらないと一億にはならないぞ。ただこういうニュースを見た一般人が、文筆業というのがそんなに儲かるのかと勘違いしたら困る。もっと困るのは、若い評論家志望のやつらが勘違いすることである。

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洋泉社新書」ではなくて「洋泉社」の「新書y」だと私がいくら叫んでも、編集者自ら「洋泉社新書」と呼んでいる現状では、もはやそれが通称と言うべきなのかもしれん…。