http://news.nifty.com/cs/entame/moviedetail/cnmtoday-N0015268/1.htm
私は高校生の頃、俳優になろうかと思ったこともあったのだが、確か大学時代、連続ドラマの最終回の次の週に「NG集」を放送するのが流行し、あるいは映画のメイキングビデオなども出たりして、いかに俳優が何度も何度も同じ場面をやらされるのかを知り、「あ、これは俺には無理だ」と思ったことであった。昨日は撮影を観てきたが、はたで見ていても緊張する。
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『週刊文春』で宮尾登美子が大河ドラマに文句をつけているのかと思ったら、普通の原作者談話。最後には、小泉元首相からも愛読者だと言われたとのコメントつき。それならそれで、宮尾さんに早く文化勲章を与えて欲しいものだ。宮尾さんこそ現代の大作家と言われるにふさわしい。既に文化勲章を貰った某女性作家(寂聴に非ず)などより宮尾さんのほうが先にとるべきだったのである。
宮尾は戦後、肺結核で病臥していた時、『細雪』を読んで奮い立つような思いがしたという。それを思えば谷崎賞を宮尾に与えてほしかったが、もう遅い。遅いというのは宮尾がもう大作を書けないからではなくて、谷崎賞では格が低すぎるのだ。いまの宮尾にふさわしいのは、文化勲章か朝日賞なのだが、ええい朝日新聞、『クレオパトラ』を連載させておいて、何をしているのだ。
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世の中には酔狂な人もいるものだ。平凡社ライブラリーで「アーサー・ウェイリー訳源氏物語」を書店で見つけて、一瞬目が点、続いて、ああ洋書の入手の仕方が分からない人のために和書で英文のものを出したのかと思って手にとったら、日本語訳だった・・・・・・。
自国の古典文学を他国の人が訳したものをさらに自国語に戻すなんて、そんなことをするのは日本人だけだろうなあ。それともバートン版アラビアン・ナイトをアラビア語にしたものとかあるんだろうか。ラフカディオ・ハーンにもそういうものがあって、変な国民だと思っていたが・・・・・。
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前にとりあげた山中幸盛『妻は宇宙人』は、泉流星『僕の妻はエイリアン』(新潮社、2005、現在文庫)のパクリだろう。妻がアスペルガー症候群、というのはともかく、題名までこれでは、実にあれだが、自費出版だと誰も相手にしないのかね・・・。