クッツェー「夷狄を待ちながら」アマゾンレビュー

2020年10月18日に日本でレビュー済み

 
クッツェーはものすごくハンサムだしもてたということはのちの「サマータイム」にも書いてあるのだがそのせいでここでは女の描き方がかなり甘い。セックス描写が多いし女が従順だから、甘ったるい幻想小説に見えてしまう。あとの作品ではそこを修正していくのだがこれはまだダメな部類で、これでは帝国もバーバリアンもあったものではない。