謎なのはこの写真である。
なぜ治療が済んだあとの写真なのに、犬の服に血の跡みたいなのがついているのか。しかもこの色、血の色ではない、ピンク色である。
また、盲人の名は出てこないが、友人で動物愛護団体のNPO法人「アニマルグリーンアップル」の佐藤徳寿(なりひさ、43)というのが代理人みたいにして登場しているが、
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014082802000248.html
ここでは「東京都千代田区」となっている。だが「アニマルグリーンアップル」の登録先は、杉並区下井草であり、その住所には下井草診療所がある。アニマルグリーンアップルの代表は福與正弘となっているが、この人物は不明。
さらにフェイスブックで「どうぶつチャンネル」が、「いいね!」を押した人の情報を収集していたという神田敏晶の指摘もある。神田はあくまで、どうぶつチャンネルがこの事件を利用したという立場だが、最初、盲導犬は声をあげないよう訓練されているので盲人も気づかなかったと報道されていたのが、今日になって盲導犬協会が、そんな訓練はしていないと緊急声明を出すという騒ぎになっている。では、「声をあげないよう訓練されている」という話はどこから出たのか。
http://grapee.jp/13366
これもうさんくさいサイトで、この「盲導犬は何があっても吠えないように」ってどこから出た写真か。それに「浦和駅の上りエスカレーターでおさえつけられ」ってそれはどうすれば分かるのか。目撃者がいたのだろうか。しかしほかのサイトでは「浦和駅か電車内で」となっている。しかもどの報道を見ても、まるで浦和駅から東川口駅まで乗り換えがないように見えるのだ。おかしいのである。南浦和駅はどこへ行ったのだ。
(付記)結局この件は、犯人はまったく見つからず、皮膚病だったのではないかと言われている。(11月18日)