芥川賞が発表された時の島田雅彦は、
http://www.nhk.or.jp/kabun-blog/100/70093.html
(朝吹さんについての批判的な意見は)
私がしたのですが低いハードルを綺麗に飛ぶという見方ですね、そこで意見が分かれた。
と言っているのだが、選評では田中慎弥について、
「あえて低く設定したハードルを綺麗に飛んだという印象を受けてしまった。」
と書いている。何だこれは? まじめに選考して選評を書いているとはとても思えない。
だいたい文学というのはハードルを設定して飛ぶとか、そういうもんではないだろう。