集英社インターナショナルに説明を求める内容証明を送って二週間、返事らしいものが来たが、これが取締役の鬼木からである。どこにも、鬼木が代表権を持つとか、代表権者が代理人として鬼木を指定したという署名の類がない。これでは、内容証明の相手方たる集英社インターナショナルからの返事とは言えないのである。よほど私をなめているらしい。そこで再度、社ないしは代理人弁護士名で返事をよこせと内容証明を送った。 
 断っておくが、私は「謝れば許す」人間である。これまでの訴訟でも、謝っているのに提訴するなどということはしたことがない。今回は、会社あるいは佐藤眞の謝罪があれば、私は提訴しなくてもいいのだ。この回答は、社としては謝罪する気はない、という意思の表明だと、私は受け取った。