2025-11-01から1日間の記事一覧
近ごろ、文藝評論は滅びるとか、小説家が文藝評論を書き出したとか言われているし、昔の文藝評論はどんなだったのかと、川村二郎(1928-2008)の『限界の文学』という、講談社が設定した亀井勝一郎の第一回受賞作に目を通してみた。この亀井勝一郎賞という…
ロレンス・ダレルの『アレクサンドリア四重奏』は、「ジュスティーヌ」「バルタザール」「マウントオリーブ」「クレア」の四部作だが、私はその全部を訳した高松雄一に英文科で教わっておりながら、「ジュスティーヌ」一編だけ読んで退屈だったので以後読ま…