2020-10-03から1日間の記事一覧

レッシング「ミンナ・フォン・バルンヘルム」と, 小宮曠三の解説

岩波文庫で、ゴットホルト・エフライム・レッシングの「ミンナ・フォン・バルンヘルム」を読んだ。ベルリンのある宿屋で、ミンナと婚約者が遭遇し、何か誤解が生まれて関係が敗れそうになるが誤解が解けてハッピーエンドになるという喜劇らしい。かなり丁寧…

山本順一「悪者扱い 十五代目時津風」アマゾンレビュー

5つ星のうち5.0 はめられた双津竜 2020年4月4日に日本でレビュー済み 実際に時太山に暴行したのは兄弟子三人だが、口裏を合わせて時津風の指示だったと言い逃れて執行猶予がつき、時津風は実刑をくらって服役中に病死した。時津風を切り捨てた相撲協会、師匠…

伊藤氏貴「同性愛文学の系譜」アマゾンレビュー

小谷野敦 5つ星のうち2.0 衆道は同性愛ではなく少年愛 2020年6月26日に日本でレビュー済み 著者は、日本には男色や衆道という「同性愛」があったと言っているが、徳川期以前の衆道は「少年愛」であり、大人の男が前髪の少年をめでるという非対称なものであっ…