山本順一「悪者扱い 十五代目時津風」アマゾンレビュー

2020年4月4日に日本でレビュー済み

 
実際に時太山に暴行したのは兄弟子三人だが、口裏を合わせて時津風の指示だったと言い逃れて執行猶予がつき、時津風実刑をくらって服役中に病死した。時津風を切り捨てた相撲協会、師匠を裏切った時津海や霜鳳、被害者遺族の不可解な行動(未成年なのに喫煙していたというから厄介払いしたかったのが本音だろう)など人間のどす黒い部分があれこれ書かれているが、本書刊行当時マスコミは無視した。