上田健吾とは誰ぞ

 これは「たぞ」と読んでください。
 『ウルトラマンがいた時代』が出た時に、間違いが多いという騒ぎになったが、これを「ロケットニュース24」がとりあげて、「著名評論家の特撮本に間違いだらけでファン激怒、著者も応戦、しれっとして訂正」という見出しがあった。だが「応戦」とは何か。私が著書の訂正をするのはいつものことである。どうもこの見出しを見て、私が間違いを認めずに怒ったと誤解する向きがあった。
 そこでロケットニュース24の運営会社を調べたら、「ソシオコーポレーション」という会社である。
http://rocketnews24.com/about/company/
http://www.socio2001.com/companyOutline.php
 まずメールを出したのだが返事がない。そこで、ツイッターにロケットニュース24のアカウントがあったので声をかけたが反応がない。そこでここに記してある住所二点につき、104で番号を調べたが、どちらも届けがないという。
 で、仕方なく郵便で、訂正するよう催告書を出した。内容証明つきにしたかったのだが、電子内容証明が32ビットにしか対応しておらず、今のパソコンは64ビットだったから、普通郵便で出した。すると三日ほどして、差出人名のない茶封筒が届いて、それが上田健吾からの、訂正するという返事であった。そこにも電話番号は書いてなかった。
 どうも放っておくといけないと思ったので登記簿を取り寄せた。すると役員は取締役の上田健吾ただ一人、まあまともな会社じゃあない。大泉学園駅前の雑居ビルみたいなところの本社のそばに、それとは違う上田の住所(東大泉6-49-28)があったので、104で調べたら、これは登録があり、電話番号をゲットした。
 しかしこの上田健吾って何者だろうね。

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http://1000ya.isis.ne.jp/1092.html
「ペルリ提督日本遠征記』には、こう書いてある。「我々は之を以て、我々の現在の目的が血を流さずに成功して、隠れもの同然の孤独な一国民を文明国民の仲間に引入れることが出来る前兆だと思われる」。
 ペリーのいう「我々の現在の目的」とは日本の開国のことだ。」
 間違いってほどのものではないのだが、『ペルリ提督日本遠征記』を書いたのはペリーじゃなくて副官のホークスね。