2007-04-29から1日間の記事一覧

近衛秀麿余聞

大野芳の『近衛秀麿』(講談社)を走り読みしている。 昭和初年、秀麿の側近となる中川牧三なる男が、京都の東山ダンスホールに入り浸っていると、和服を着た谷崎潤一郎がよく来てかわいがられた、とあるのは、なお存命(104歳)の中川の話だ。昭和初年の谷…