島田謹二は「ロシヤにおける広瀬武夫」だが、「ロシヤ」と書くと校閲がいちいちチェックする。ロシヤと書こうがシベリヤと書こうが著者の勝手だと思うのだが、みんなが同じ表記をしなければいけない、違う表記をする場合は説明しなければならないというのはまったく全体主義的である。いいカルスタの研究対象だと思う。