2005年
〇大東和重(1974-、関西学院大教授)『文学の誕生』講談社選書メチエ 2006
△陳岡めぐみ(1971- 西洋美術館主任研究員)『市場のための紙上美術館―19世紀フランス、画商たちの複製イメージ戦略』三元社、2009 渋沢クローデル特別賞
〇井上貴子(1957-、大東文化大教授)『近代インドにおける音楽学と芸能の変容』青弓社 2006
〇寺尾隆吉(1971-、フェリス女学院大教授)『フィクションと証言の間で 現代ラテンアメリカにおける政治・社会動乱と小説創作』松籟社 2007
○辻英史(1971- 法政大准教授)貧困と名誉-19世紀ドイツ都市の公的救貧事業
〇角田俊男(武蔵大教授)主権・社交性・判断力-18世紀イギリス連合王国・帝国の情念論
〇鈴木恵美(1971- 早大准教授)エジプトにおける行政・立法関係-体制変化と世襲議員の変容「エジプト革命 軍とムスリム同胞団、そして若者たち」中公新書、2013
△高橋健一郎(1972- 札幌大准教授)1930年代後半の「ソビエト語」の言説空間の分析
●有田伸(1969- 東大准教授)『韓国の教育と社会階層 「学歴社会」への実証的アプローチ』東京大学出版会 2006
村上(須藤)瑞代(1973- ロンドン大学SOAS客員研究員)『中国「女権」概念の変容 清末民初の人権とジェンダー』研文出版 2007
●中村征樹(1974- 阪大准教授)近代フランスにおける技術教育の展開 : 技師集団と職人層の技術知の創造と共有をめぐって
●水溜真由美(1972- 北大准教授)『『サークル村』と森崎和江 交流と連帯のヴィジョン』ナカニシヤ出版、2013
△石田雅樹(1973- 宮城教育大准教授)『公共性への冒険 ハンナ・アーレントと《祝祭》の政治学』勁草書房 2009
福井裕之 十七-十九世紀の日本思想・文化における神の観念の諸相 否定的なものへの感受性の変容をめぐって
〇工藤正子(1963- 京都女子大教授)『越境の人類学―在日パキスタン人ムスリム移民の妻たち』東京大学出版会 2008
〇横山太郎(1973? 跡見学園女子大学准教授)世阿弥発見 近代能楽の思想史的研究
〇青山昌文(1952- 放送大教授)ディドロ美学・美術論研究
〇坂野徹(1961- 日大教授)『帝国日本と人類学 1884-1952年』勁草書房、2005
△鈴木貴之(1973- 南山大准教授)『ぼくらが原子の集まりなら、なぜ痛みや悲しみを感じるのだろう 意識のハード・プロブレムに挑む』勁草書房、2015 表象理論にもとづく現象的意識の自然化
2006年
〇金沢百枝(1968- 東海大教授)『ジローナの〈天地創造の刺繍布〉研究-ロマネスクの宇宙図と創造主礼讃』東大出版会、2008 島田謹二学芸賞
○柳澤田実(1973- 関西学院大准教授)「神を欲望すること-ニュッサのグレゴリウスにおけるパトス概念の可能性」
●折井善果(慶大法学部准教授)『キリシタン文学における日欧文化比較―ルイス・デ・グラナダと日本』教文館、2010
〇三澤真美恵(1964- 日大教授)『殖民地下的「銀幕」 台灣總督府電影政策之研究(1895-1942)』前衛出版社 2002
○森仁志(1973- 関西大准教授)『境界の民族誌 多民族社会ハワイにおけるジャパニーズのエスニシティ』明石書店 2008
△安田震一(ウィリアム・シャング、1959- 多摩大教授)中国近代史と歴史画:その機能と史料的価値
△神長英輔(1975- 新潟国際情報大准教授)『「北洋」の誕生 場と人と物語』成文社、2014
〇吉田治郎兵衛(1958- 帝京大教授)『中国の新医療衛生体制の形成-移行期の市場と社会』東方書店、2010
〇内田綾子(1968? 名大准教授)『アメリカ先住民の現代史 歴史的記憶と文化継承』名古屋大学出版会 2008
〇豊田真穂(1975-、関西大准教授)『占領下の女性労働改革ー保護と平等をめぐって』勁草書房 2007
古屋博子(1971- ギャラップ株式会社)『アメリカのベトナム人―祖国との絆とベトナム政府の政策転換』明石書店、2009
芝崎祐典 イギリス外交の役割模索と欧州政策 ウィルソン政権による第二次EEC加盟申請、1964-1967年
●樋渡雅人(1979- 北大准教授)『慣習経済と市場・開発 ウズベキスタンの共同体にみる機能と構造』東京大学出版会、2008
宮崎美智子(玉川大脳科学研究所)映像フィードバックの時間・空間的要因が幼児の自己映像認知に及ぼす影響
〇樫永真佐夫(1971- 民博准教授)『ベトナム黒タイの祖先祭祀-家霊簿と系譜認識をめぐる民族誌』風響社、2009
△宮脇聡史(1970? 東京基督教大准教授)現代フィリピン・カトリック教会の政治・社会参与と教会刷新
〇淺野敏久(1963- 広大教授)『宍道湖・中海と霞ケ浦 環境運動の地理学』古今書院 2008
三吉美加 身体をめぐるアイデンティティの構築 ニューヨークにおけるドミニカ系2世のダンス実践から
〇庄司智孝(1973? 防衛省研究官)第1次インドシナ戦争の終結とベトナムの軍事・外交政策 戦争末期からジュネーブ会議まで
△染谷昌義(1970- 高千穂大准教授)知覚経験のエコロジー その存在論と認識論の検討
〇板垣竜太(1972- 同志社大准教授)『朝鮮近代の歴史民族誌 -慶北尚州の植民地経験』明石書店、2008
菅野幸子 プロクロス『ユークリッド原論第1巻注釈』の哲学と数学
2007
〇山中由里子(1967- 民博准教授)『アレクサンドロス変相 古代からイスラームへ』名大出版会、2009
〇瀬崎圭二(1974-、広大准教授)『流行と虚栄の生成 消費文化を映す日本近代文学』世界思想社(2008)
〇川島健(1969- 広島大准教授)「ベケット・ポリティクス-サミュエル・ベケットと1930年代アイルランド・ナショナリズム」
〇澁谷智子(1974- 成蹊大准教授)『コーダの世界――手話の文化と声の文化』医学書院、2009
△篠崎香織(1973? 北九州市立大准教授) 20世紀初頭におけるペナンの華人と政治参加
坂田美奈子(東大教務補佐)『アイヌ口承文学の認識論(エピステモロジー)―歴史の方法としてのアイヌ散文説話』御茶の水書房、2011
●保城広至(1975- 東大社研准教授)『アジア地域主義外交の行方 1952-1966』木鐸社、2008
〇酒井千絵(1972? 関西大准教授)境界を越える/境界に生きる 1990年代日本から香港・中国への自発的移住を事例として
〇園田節子(1971? 兵庫県立大教授)『南北アメリカ華民と近代中国―19世紀トランスナショナル・マイグレーション』東大出版会、2009
〇宮澤淳一(1963- 青学教授)『グレン・グールド論』春秋社 2004
●西芳実(1971 京大地域研究統合情報センター准教授)『災害復興で内戦を乗り越える スマトラ島沖地震・津波とアチェ紛争』京大学術出版会、2014
吉村貴之(1969- 東外大AA研非常勤研究員)『アルメニア近現代史―民族自決の果てに』東洋書店、2009
△小野寺史郎(1977- 京大人文研助教)国旗・国歌・国慶 近代中国におけるナショナリズムと政治シンボル
鈴木俊洋(1968‐ )『数学の現象学 数学的直観を扱うために生まれたフッサール現象学』法政大学出版局、2013
〇増原綾子(1969- 亜細亜大准教授)『スハルト体制のインドネシア―個人支配の変容と一九九八年政変』東京大学出版会 2010
〇神島裕子(1971-中大商学部准教授) 正義論のポスト・ロールズ的展開 コスモポリタニズムとケイパビリティ・アプローチ『マーサ・ヌスバウム 人間性涵養の哲学』中公選書、2013
●長縄宣博(1976? 北大准教授)帝政ロシアのムスリム社会と国家 ヴォルガ・ウラル地域1905-1917
△竹中克行(1966- 愛知県立大准教授)『多言語国家スペインの社会動態を読み解く 人の移動と定着の地理学が照射する格差の多元性』ミネルヴァ書房 200
〇菅原光(1975- 専修大法学部准教授)『西周の政治思想―規律・功利・信』ぺりかん社、2009
〇増渕敏之(1957- 法大教授)『欲望の音楽―「趣味」の産業化プロセス―』(法政大学出版局、2010年)
〇芝崎厚士(1970- 駒沢大准教授)『近代日本と国際文化交流 国際文化振興会の創設と展開』有信堂高文社 1999
△宮崎裕助(1974- 新潟大准教授)『判断と崇高 カント美学のポリティクス』知泉書館、2009年
●吉田徹(1975- 北大准教授)『ミッテラン社会党の転換 社会主義から欧州統合へ』法政大学出版局、2008
△與那覇潤(1979- 愛知県立大准教授)『翻訳の政治学―近代東アジア世界の形成と日琉関係の変容』岩波書店、2009
〇白井重範(1974? 國學院大学准教授)『「作家」茅盾論 二十世紀中国小説の世界認識 』汲古書院、2013
△門林岳史(1974? 関西大准教授)『ホワッチャドゥーイン、マーシャル・マクルーハン?感性論的メディア論』NTT出版、2009
●竹峰義和(1974‐ 東大准教授)『アドルノ、複製技術へのまなざし―〈知覚〉のアクチュアリティ』青弓社、2007年
○香西豊子(1973- 佛教大講師)『流通する「人体」―献体・献血・臓器提供の歴史』勁草書房、2007
2008
論文
●戸田勝久(1932- 創造学園大名誉教授)『武野紹鴎 茶と文藝』中央公論美術出版,2006
課程
川口惠子(1957- )『ジェンダーの比較映画史-「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ』彩流社、2010
●黛秋津(1970- 東大准教授)『三つの世界の狭間で 西欧・ロシア・オスマンとワラキア・モルドヴァ問題』名大出版会、2013
△隠岐さや香(1975- 広島大准教授)『科学アカデミーと「有用な科学」-フォントネルの夢からコンドルセのユートピアへ』名大出版会、2011
平賀優子 日本の英語教授法史 文法・訳読式教授法存続の意義
●国本伊代(1938- 中大名誉教授)『メキシコ革命とカトリック教会』中央大学出版部、2009
〇原宏之(1969- 明治学院大教授)『言語態分析 コミュニケーション的思考の転換』慶應義塾大学出版会 2007
○濱崎加奈子(1971? 専修大准教授)香道の成立をめぐる諸問題:香と連歌と王権
〇倉数茂(1969- 作家、東海大講師)『私自身であろうとする衝動 関東大震災から大戦前夜における芸術運動とコミュニティ』以文社,2011
互盛央(1972- 講談社)「フェルディナン・ド・ソシュール―〈言語学〉の孤独、「一般言語学」の夢」作品社、2009(和辻哲郎賞、渋沢クローデル賞)
△青山英正(1972- 明星大准教授) 和歌の教訓的解釈についての史的研究―中世から近代へ
〇奥彩子(1976- 共立女子大准教授)『境界の作家ダニロ・キシュ』松籟社 2010
●池田一人(1971? 阪大言文講師)ビルマにおけるカレンの民族意識と民族運動の形成
〇中島朋子(1976- 東海大准教授)アメリカにおける「日本美術」観
〇桐生裕子(1975? 神戸女学院大准教授)『近代ボヘミア農村と市民社会 19世紀後半ハプスブルク帝国における社会変容と国民化』刀水書房, 2012
三津間康幸(1977- )セレウコス朝およびアルシャク朝時代の王権の展開と都市バビロン―『日誌』を主要資料とした研究
〇鈴木均(1958- アジア経済研究所上席主任研究員)『現代イランの農村都市 革命・戦争と地方社会の変容』勁草書房,2011
2009
論文
●石井洋二郎(1951- 東大名誉教授)『ロートレアモン 越境と創造』筑摩書房、2008 藝術選奨
課程
○信岡朝子(1976? 東洋大准教授)「自然をめぐる対話-20世紀日米間における〈環境〉表象の交錯」
●前島志保(1971?東大准教授)「『主婦之友』の時代-近代日本における出版・読書文化の大衆化と婦人雑誌」
福田武史「訓読される『日本書紀』-「倭訓」の創出による『日本書紀』の変換」
○大橋完太郎(1973- 神戸女学院大准教授)『ディドロの唯物論 群れと変容の哲学』法政大学出版局、2011
高橋悠介(1978- 法政大能楽研究所)金春禅竹の能楽論研究:荒神をめぐる思想と六輪一露説
〇永岡都(1958? 昭和女子大学教授)音楽的意味論の比較考察:二十世紀後半から現在に到る音楽的意味の分析と記述の変遷
○野網摩利子(1971- 総研大准教授)『夏目漱石の時間の創出』東大出版会、2012
〇小森謙一郎(1975- 武蔵大准教授)『デリダの政治経済学―労働・家族・世界』御茶の水書房、2004年
△國分功一郎(1974- 高崎経済大准教授)「スピノザの方法」みすず書房、2011
△森田團(1967- 西南学院大准教授)『ベンヤミン 媒質の哲学』水声社、2011
牧野元紀(1975? 東洋文庫)前植民地期ベトナム北部におけるキリスト教コミュニティの形成と変容 1788-1847年、パリ外国宣教会西トンキン代牧区を中心に
★田子内進(1963- 外務省)『インドネシアのポピュラー音楽ダンドゥットの歴史 模倣から創造へ』福村出版 2012
南玲子 スタンダールの《民族学》 ―《人間研究》から《文学的創造》へ
〇岡橋純子(筑波大准教授)都市文化遺産の保全に関する一考察―その概念形成、フランスの事例と国際協力の課題
〇藤波伸嘉(1978- 津田塾大准教授)『オスマン帝国と立憲政 青年トルコ革命における政治、宗教、共同体』名古屋大学出版会 2011
△森下嘉之(1978- 茨城大准教授)『近代チェコ住宅社会史 新国家の形成と社会構想』北海道大学出版会 2013
〇保坂高殿(1955- 千葉大教授)『ローマ帝政中期の国家と教会 キリスト教迫害史研究193-311年』教文館、2008(学士院賞)
2010
論文
〇平石典子(1967- 筑波大准教授)『煩悶青年と女学生の文学史』新曜社、2012 島田謹二学芸賞
〇加藤百合(1964- 筑波大准教授)『明治期露西亜文学翻訳攷』東洋書店、2012
課程
高橋祥子「『和字正濫鈔』の学問史的意義」
泉美知子「文化遺産としての中世-フランス第三共和政期の知・制度・感性に見る過去の保存」三元社、2013(渋澤クローデル賞)
〇大森晋輔(1975- 東京芸大准教授)『ピエール・クロソウスキー 伝達のドラマトゥルギー』左右社 2014(渋沢クローデル賞)
伊藤綾(1975- )ボードレール 十九世紀の原史 ―ボードレールから見たベンヤミン
〇大原宣久(1977- お茶大准教授)交流のための自伝 ―ミシェル・レリス『ゲームの規則』読解
増田好純(1975? 早大助手)ナチ・ドイツにおける労働動員―ドイツ人、外国人、強制収容所囚人:ユンカース航空機・発動機製作所を事例に
佐藤公紀(1978- )ヴァイマル共和国における監獄改革・犯罪生物学・釈放者扶助
△苅谷康太(1979- 東外大AA研助教)『イスラームの宗教的・知的連関網: アラビア語著作から読み解く西アフリカ』東大出版会、2012
〇大辻都(1962- 京都造形芸大准教授)『渡りの文学 カリブ海のフランス語作家、マリーズ・コンデを読む』法政大学出版局、2013
〇上野雅由樹(1979- 大阪市大講師)タンズィマート期オスマン帝国における非ムスリムの「宗教的特権」と「政治的権利」:アルメニア共同体の事例から
△三倉康博(広島修道大准教授)初期近代スペインにおけるオスマン帝国の表象―16世紀半ばから17世紀半ばにかけて
●石井弓(1980- 東大准教授)『記憶としての日中戦争 ―インタビューによる他者理解の可能性』研文出版、2013
大森雅子(1974- )『時空間を打破するミハイル・ブルガーコフ論』成文社、2014
〇倉田明子(東外大准教授)『中国近代開港場とキリスト教 洪仁【カン】がみた「洋」社会』東大出版会、2014
〇松岡格(獨協大准教授)『台湾原住民社会の地方化―マイノリティの20世紀失敗の本質』研文出版、2012
宮坂真紀 ゴルドーニの喜劇におけるイタリア語とヴェネツィア方言
△大澤肇(1977- 中部大講師)近代中国における学校教育の政治社会史―党国体制下、江南地域の初中等教育を中心に(1928~1958年)
安田こずえ 1920年代アメリカにおける女性の喫煙と反紙巻タバコ運動―地域共同体の秩序をめぐって
○鴨野洋一郎(関東学院大准教授)フィレンツェ商人とオスマン帝国―15-16世紀におけるフィレンツェ繊維工業とオスマン帝国との経済的関係
荒原邦博(1970- )『プルースト、美術批評と横断線 流動する人文学』左右社、2013
鈴木順子(1965- )『シモーヌ・ヴェイユ「犠牲」の思想』藤原書店、2012
△田中靖彦(恵泉女学園大特任准教授)三国志をめぐる言説についての研究 魏晋から北宋における正統論との関わりを中心に
●鶴見太郎(1982- 東大准教授)『ロシア・シオニズムの想像力 ユダヤ人・帝国・パレスチナ』東京大学出版会 2012(学士院奨励賞)
2011
論文
●飯嶋裕治(1975- 九大准教授)「和辻哲郎の解釈学的倫理学-人間存在論に基づく「主体的全体性」の哲学」
〇牧野陽子(1953- 成城大教授)『〈時〉をつなぐ言葉-ラフカディオ・ハーンの再話文学』新曜社、2011 角川源義賞
〇澤入要仁(1961- 立教大教授)「カリヨンのひびき-ロングフェローの詩とアメリカの文化」
課程
●永井久美子(1975?東大准教授)「「物語絵巻に見る後白河院政期-『伴大納言絵巻』『彦火々出見尊絵巻』『吉備大臣入唐絵巻』を中心に」
△菊池有希(1978、都留文科大准教授)『近代日本におけるバイロン熱』勉誠出版、2015
●金山準(1977- 北大准教授)ジョルジュ・ソレルの思想とソレル主義の展開
〇福岡万里子(1979- 国立歴史民俗博物館准教授)『プロイセン東アジア遠征と幕末外交』東大出版会、2013
△星純子(1977- 茨城大准教授)『現代台湾コミュニティ運動の地域社会学―高雄県美濃鎮における社会運動、民主化、社区総体営造』御茶の水書房 2013
宮下陽子(関口)1981- )『現代トルコにおける政治的変遷と政党―1938~2007―政治エリートの実証分析の視点から』学術出版社、2012
宮川絹代(1976- )『ブーニンの「眼」―イメージの文学』水声社、2013
●後藤絵美(1977? 東大東洋文化研究所准教授)「神のためにまとうヴェール 現代エジプトの女性とイスラーム』中央公論新社、2014
大田英昭(1974- 東北師範大学(中国)歴史文化学院教授)『日本社会民主主義の形成―片山潜とその時代』日本評論社、2013
〇佃陽子(1977? 成城大専任講師)アメリカ合衆国における「移民」の創造―現代の日本人/日系アメリカ人コミュニティを事例として
伊藤未帆(1976- )『少数民族教育と学校選択』京大学術出版会、2014
ベトナム北部山間部における民族寄宿学校と少数民族―選抜メカニズムの地域的多様性と人々の選択
森田健嗣 単一言語主義とその限界―戦後台湾における言語政策の展開(1945-1985)
△園部裕子(1973- 香川大准教授)『フランスの西アフリカ出身移住女性の日常的実践―「社会・文化的仲介」による「自立」と「連帯」の位相』明石書店、2014
△南映子(1979? 中大助教)ハビエル・ビジャウルティア(1903-1950)におけるシュルレアリスムおよびバロック詩への《響き合い》と《響きの一致》
〇宮地隆廣(1976- 東外大准教授)『解釈する民族運動: 構成主義によるボリビアとエクアドルの比較分析』東大出版会、2014
△平山昇(1977- 九州産業大准教授)『初詣の社会史 鉄道が生んだ娯楽とナショナリズム』東京大学出版会, 2015
渡邊祥子(1980? ジェトロ研究員)アルジェリア・ウラマー協会のイスラーム改革主義運動―ナショナリズムとの関係を中心に
〇三浦望(聖心女子大准教授)ヨハネ福音書における「弟子たち」の物語論的機能―弟子たちのナラティヴ視点を通じての内的読者の形成
●森山至貴(1982- 早大講師)『「ゲイコミュニティ」の社会学」勁草書房、2013
2012
論文
△渡辺邦夫(1954- 茨城大教授)『アリストテレス哲学における人間理解の研究』東海大出版会、2012
課程
〇小泉順也(1975? 一橋大准教授)「二十世紀前半のフランスにおけるポール・ゴーガンの受容研究-芸術家表象と作品蒐集をめぐる芸術社会学的考察」
手島崇裕(1977- 韓国慶煕大学校助教授)『平安時代の対外関係と仏教』校倉書房、2014
2013
論文
●金子美都子(1942- 清心女子大名誉教授)「フランス二〇世紀詩と俳句」平凡社、2015
〇田中有美(1977 日本女子大講師)「アメリカ及び日本現代小説における非ロマン主義的『ドン・キホーテ』受容に関する比較考察」
池田美紀子(1942‐)「夏目漱石-眼は識る東西の字」名古屋大学出版会、2013 和辻哲郎文化賞
佐々木悠介(1977- )『カルティエ=ブレッソン―二十世紀写真の言説空間』佐々木悠介(水声社)2016
2014
課程
佐藤温(1984? 国文学研究資料館機関研究員)「幕末の社会変革と文芸-菊池・大橋家の文人たちの歩みを追って」
柴田真希都(ICU助手)「明治知識人としての内村鑑三-その批判精神と普遍主義の展開」みすず書房、2016
菊池(阿部)百里子(人間文化研究機構研究員)「ベトナム北部における貿易港の考古学的研究 ヴァンドンとフォーヒエンを中心に」
小池求(1981? 流通経済大所員)「1900年代の中独関係 多元的国際環境下の双方向性」
吉見崇「中華民国国民政府の憲政移行と司法」
藤原敬士「1750年代の広州貿易の実態にみる中英関係の研究」
上原こずえ「1970-80年代の沖縄・金武湾闘争 「近代化」を問う民衆運動とその「生存」思想」
光成歩(1982?)「脱植民地化期シンガポールのイスラム法制論争 マレーシア地域における二元法制の起源」
論文