2006年度
■課程博士
△安部聡一郎(金沢大准教授)後漢末士大夫像の構成過程からみた魏晉貴族制の形成
△新井重行(宮内庁書陵部研究員)日本古代の力役編成と地方社会の研究
○有富純也(1974- 成蹊大准教授)『日本古代国家と支配理念』東京大学出版会 2009
○飯島祐介(1973- 東海大准教授)ハーバーマス〈市民社会〉論の構造
●伊川健二(1974- 阪大准教授)『大航海時代の東アジア 日欧通交の歴史的前提』吉川弘文館 2007
市橋明典 「ポエジー」或いは現代における交感の不可能性『内的体験』におけるジョルジュ・バタイユの「詩的表象」について
〇井ノ口哲也(1971- 東京学芸大准教授)後漢経学研究序説
△大野斉子(1976- 宇都宮大専任講師)N. V. ゴーゴリの異本論1840年代から1910年代におけるゴーゴリ作品の受容の分析
×大山潔(1959- )元代詩法叢書の研究―『詩法源流』『木天禁語』『詩家一指』を中心に
×岡本雅克 近代的自我の彼方へ―クライストとカント
×小椋彩(ひかる)「書く人」の肖像:アレクセイ・レーミゾフの文字の王国
〇兼岡理恵(1975- 千葉大准教授)『風土記受容史研究』笠間書院、2008
〇木村覚(1971- 日本女子大准教授)判断力の批判としての美学I・カントの美学的思考の研究
△越門勝彦(1973- こえもん、宮城学院女子大准教授)『省みることの哲学―ジャン・ナベール研究』東信堂 2007
×小林銀河 ドストエフスキーにおける:≪личность≫と≪индивидуальность≫の用法
○佐藤昇(1973- 神戸大准教授)『民主政アテナイの賄賂言説』山川出版社、2008
志内一興 ローマ帝国内の支配・被支配関係におけるコミュニケイションの機能
〇繁桝江里(1976- 青山学院大准教授)『ダメ出しコミュニケーションの社会心理―対人関係におけるネガティブ・フィードバックの効果』誠信書房 2010
〇志田泰盛(たいせい)(筑波大准教授)インド論理学派における真知論(prAmANyavAda)の展開
高橋健(1971? 横浜市歴史博物館学芸員)日本列島における銛猟の考古学的研究
△瀧川裕貴(東北大助教)現代リベラリズムの理論構図と社会学的規範理論の展開
△田中良英(1970- 宮城教育大准教授)『エカチェリーナ2世とその時代』東洋書店、2009
△谷口薫(1970- 四国大准教授)ベルクソン哲学における秩序生成の諸相
×坪井祐司(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・共同研究員)英領期マラヤにおけるマレー人枠組みの形成―スランゴル州の植民地統治におけるマレー系移民の役割
〇常盤智子(白百合女子大教授)修士まで千葉大 英学会話書による近代語研究
中澤佳陽子 フセヴォロド・イヴァーノフの『クレムリン』と『ウ』-「新しい人間」についての2つの小説
〇星野靖二(1973- 國學院大准教授)『近代日本の宗教概念――宗教者の言葉と近代』有志舎、2012
△細川武稔(1973- サイバー大客員准教授)『京都の寺社と室町幕府』吉川弘文館、2010
△堀内俊郎(東洋大学研究助手)『世親の大乗仏説論-『釈軌論』第四章を中心に』山喜房仏書林、2009
○前田弘毅(1971- 首都大准教授)『イスラーム世界の奴隷軍人とその実像―17世紀サファヴィー朝イランとコーカサス』明石書店 2009
●三枝暁子(1973- みえだ、東大准教授)『比叡山と室町幕府: 寺社と武家の京都支配』東大出版会、2011
△宮下聡子(1970- お茶大助教)『ユングにおける悪と宗教的倫理』教文館、2009
藪内聡子 『古代中世スリランカの王権と佛教』山喜房佛書林、2009
■論文博士
〇大久保純一(1959- 民博教授)『広重と浮世絵風景画』東大出版会、2007
△中村文(1953- 埼玉学園大教授)『後白河院時代歌人伝の研究』笠間書院、2005
〇近藤みゆき(1960- 実践女子大教授)『古代後期和歌文学の研究』風間書房、2005
●福田正宏(1964? 東大准教授)『極東ロシアの先史文化と北海道 紀元前1千年紀の考古学』北海道出版企画センター 2007
●田村毅(1943- 東大名誉教授)『ジェラール・ド・ネルヴァル 幻想から神話へ』東京大学出版会 2006
●臼井佐知子(1949- 東外大名誉教授)『徽州商人の研究』汲古書院,2005
●大橋厚子(1956- 名大教授)『世界システムと地域社会 : 西ジャワが得たもの失ったもの1700-1830』京大学術出版会、2010
〇村上興匡(1961? 大正大教授)近代的葬祭慣習の成立と意識変化 : 死の個人化に関する社会史的研究
●後藤直(1944- 東大名誉教授)『朝鮮半島初期農耕社会の研究』同成社、2006
2007年度
■課程博士
×津曲真一(1973? つまがり)瞑想意識の集中と弛緩─ロンチェンパ著『大究竟禅定安息論』の研究
〇中嶋真也(1973? 駒沢大准教授)『万葉集』表現と享受の研究
〇畠山寛(駒澤大准教授)グラマティカ・ポエティカ 後期ヘルダーリンの詩文法
△水谷隆之(1974- 仏教大講師)北条団水の研究
△五十嵐公一(1964- 兵庫歴史博物館学芸員)『近世京都画壇のネットワーク―注文主と絵師』吉川弘文館 2010
●石井剛(1968- 東大准教授)「戴震の哲学」をめぐる思想史-劉師培と章炳麟を中心に
〇石川博樹(1973- 東外大准教授)『ソロモン朝エチオピア王国の興亡―オロモ進出後の王国史の再検討』山川出版社、2009
×泉谷千尋 婦人による救済の物語 ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ『パルチヴァール』論
△稲田奈津子(1975-、東大史料編纂所助教)『日本古代の喪葬儀礼と律令制』吉川弘文館、2015
○岩本剛(1974- 中大准教授)批評家のための街路―ヴァルター・ベンヤミン『一方通行路』とその周辺
〇大江朋子(1974-、帝京大准教授)意識的なステレオタイプ抑制の研究
×大田俊寛(1974- )『グノーシス主義の思想―“父”というフィクション』春秋社、2009
〇大塚紀弘(1978- 法大専任講師)『中世禅律仏教論』山川出版社、2009
●小笠原弘幸(1974- 九大准教授)「イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容」刀水書房、2014
○桂元嗣(1975- 武蔵大准教授)人類が全体として見る夢 ローベルト・ムージル『特性のない男』
川越美穂(1975?‐ 皇学館大学史料編纂所研究嘱託)明治初期における天皇親裁の制度的形成―天皇と太政官内閣の関係性を中心に
冨澤かな(1971- 東大特任准教授)「オリエンタリスト」のインド論―18世紀末イギリスの他者と宗教
○佐々木中(1973- 京都精華大准教授)『夜戦と永遠 フーコー・ラカン・ルジャンドル』以文社 2008
〇佐藤かつら(1973- 鶴見大准教授)『歌舞伎の幕末・明治―小芝居の観点から』ぺりかん社、2010
△田口卓臣(1973-たくみ、宇都宮大学准教授)『ディドロ限界の思考―小説に関する試論』風間書房 2009 渋沢クローデル賞
〇竹内聖一(1973- 立正大准教授)「実践的知識と意図」
田付秋子 初期中世アイルランドの法文書と紛争解決
△田中均(1974- 山口大准教授)『ドイツ・ロマン主義美学―フリードリヒ・シュレーゲルにおける芸術と共同体』御茶ノ水書房、2010
戸森麻衣子 近世幕領支配の組織と構造
○中真生(1974? 神戸大学准教授)レヴィナスの主体における他なものとの関係について 超過と身体
〇中町信孝(1972- 甲南大教授)アイニーとその年代記―マムルーク朝ウラマーの歴史叙述と社会的実践
永原健彦 近世の内水面舟運と社会構造
〇新田智通(1971- 大谷大専任講師)過去仏思想の意味―「大譬喩経注」を手がかりとして
村上徳樹 唯識思想と自己認識理論に関するケードゥプジェ解釈の研究
森川寿美 文化、信念と未来予測との関係について―文化普遍的および文化特有的な認知傾向として
△吉田聡(千葉工大准教授)フッサールの自我論――〈他なるもの〉との相関における「私」の諸相
△吉丸雄哉 (1973- 三重大准教授)「式亭三馬研究」『武器で読む八犬伝』新典社新書、2008
●渡辺美季(1975- 東大准教授)『近世琉球と中日関係』吉川弘文館、2012
■論文博士
△井上和人(1952‐、奈良文化財研究所室長)『日本古代都城制の研究 藤原京・平城京の史的意義』吉川弘文館、2008
〇小川靖彦(1961- 青学教授)『萬葉学史の研究』おうふう、2007
〇尾中文哉(1962- 日本女子大教授)『地域文化と学校 三つのタイ農村における「進学」の比較社会学』北樹出版 2002
●菊地大樹(1968-、東大史料編纂所准教授)『中世仏教の原形と展開』吉川弘文館、2007
●高橋亨(1947- 名大名誉教授)『源氏物語の詩学』名大出版会、2007
●鉄野昌弘(1959- 東大教授)『大伴家持「歌日誌」論考』塙書房、2007
〇西坂靖(1957- 埼玉大教授)『三井越後屋奉公人の研究』東大出版会、2006
〇堀川貴司(1962- 鶴見大教授)『詩のかたち・詩のこころ 中世日本漢文学研究』若草書房 2006
●山本英史(1950- 慶大教授)『清代中国の地域支配』慶大出版会、2007
2008年度博士論文
■課程博士
○秋草俊一郎(1979- 日大准教授)『ナボコフ 訳すのは「私」-自己翻訳がひらくテクスト』東大出版会、2011 日本比較文学会賞
○池田喬(1977- 明大准教授)『ハイデガー 存在と行為』創文社、2011
△池田勇太(1978- 山口大講師)維新変革と儒教的理想主義『福澤諭吉と大隈重信―洋学書生の幕末維新』(日本史リブレット) 2012
△石山裕慈(1979- 弘前大准教授)中世日本漢字音における声調の研究
○今村健一郎(1970- 埼玉大准教授)『労働と所有の哲学―ロックから現代へ』昭和堂、2011
〇海老根剛(1971- 大阪市大准教授)忘我・交通・形象 ヴァイマル共和国時代のドイツにおける群集論の展開
△大清水裕(1979- 滋賀大准教授)『ディオクレティアヌス時代のローマ帝国―ラテン碑文に見る帝国統治の継続と変容』山川歴史モノグラフ 2012
覚張シルビア かくばり(上智大研究員)レフ・トルストイの作品における意識の境界状態の心理描写
片岡大右(1974- )『隠遁者、野生人、蛮人――反文明的形象の系譜と近代』知泉書館、2012
〇加藤玄(1973? 日本女子大准教授)エドワード1世統治下のガスコーニュ
△長瀬由美(金丸)(都留文科大准教授)源氏物語と平安朝漢文学の研究
○川瀬智之(1972? 東京芸大准教授)メルロ=ポンティにおける〈存在〉の構造―「奥行き」と「同時性」の概念の展開を手がかりに
河原弥生(イスラーム地域研究東大拠点特任研究員)コーカンド・ハーン国におけるマフドゥームザーダ
○君嶋亜紀(1974- 大妻女子大専任講師) 中世和歌表現論
○小池登(1969- 首都大准教授)『ピンダロス祝勝歌研究』知泉書館 2010
●近藤智彦(1976- 北大准教授)ストア派の運命論をめぐって―ヘレニズム・ローマ期の哲学における決定論と自由意志
△笹田朋孝(1979? 愛媛大准教授)『北海道における鉄文化の考古学的研究-鉄ならびに鉄器の生産と普及を中心として』北海道出版企画センター、2013
佐々田悠 古代国家地方祭祀の研究
△鈴木健太(1974- 北海道武蔵女子短大准教授)ハリバドラの『八千頌般若経』解釈方法―『八千頌般若経』第二章註釈部分を中心として
〇高野光平(1972- 茨城大准教授)『文化としてのテレビ・コマーシャル』世界思想社 2007
△高柳さつき(1966- 東方研究所研究員)日本中世禅思想研究 聖一派を中心に
辻部(藤川) 亮子(1972- 九大非常勤)フランス中世抒情詩の位相と構造
●出口智之(1981- 東大准教授)『幸田露伴と根岸党の文人たち』教育評論社、2011
〇時田郁子(1978- 成城大専任講師)『ムージルと生命の樹―「新しい人間」の探究』松籟社、2012
〇中野貴文(1973- 東京女子大准教授)『徒然草』文学史論
○野田仁(1975- 早大准教授)『露清帝国とカザフ=ハン国』東京大学出版会、2011
●乗松亨平(1975- 東大准教授)『リアリズムの条件 ― ロシア近代文学の成立と植民地表象』水声社 2009
○針原素子(1976- 東京女子大専任講師)日本人の自己卑下的自己呈示に関するネットワークモデルの構築
○東口豊(1971- 九大准教授)Th. W. アドルノの美学思想における「自然」
〇平松潤奈(1975- 金沢大准教授)寸断されたテクスト―『静かなドン』とソヴィエト文学体制の成立
廣瀬薫雄 戦国秦漢時代の法と訴訟の研究─新しい中国古代法制史構築の試み
〇藤澤太郎(1976- 桜美林大准教授)一九三〇年代文壇史から見た中国左翼作家連盟
○松田忍(1976- 昭和女子大専任講師)<農業者団体>系統農会と近代日本―1900年~1943年
〇光延真哉(1979- 東京女子大准教授)『江戸歌舞伎作者の研究: 金井三笑から鶴屋南北へ』笠間書院、2012
★宮川敬之(けいし 1971- 鳥取県天徳寺副住職、岡山県円満寺住職)『和辻哲郎―人格から間柄へ』講談社、2008
吉川太一郎 遼代仏教思想の研究
■論文博士
〇青木敦(1964- 青学教授)『宋代民事法の世界』慶大出版会、2014 宋朝と江南社会
●浦一章(1959- 東大教授)工房の秘密を求めて-ダンテへダンテから
〇榎本淳一(1958- 工学院大教授)『唐王朝と古代日本』吉川弘文館、2008
○小川隆(1961- 駒澤大教授)『臨済録 禅の語録のことばと思想』岩波書店 2008
〇杉森哲也(1957- 放送大教授)『近世京都の都市と社会』東大出版会、2008
●高橋典幸(1970- 東大准教授)『鎌倉幕府軍制と御家人制』吉川弘文館、2008
〇武光誠(1950- 明治学院大教授)『律令太政官制の研究』吉川弘文館、1999
〇田中公明(1955- 東方研究会研究員)『両界曼荼羅の誕生』春秋社 2004
〇中村順昭(1953- 日大教授)『律令官人制と地域社会』吉川弘文館、2008
〇日高薫(1961- 歴博准教授)『異国の表象―近世輸出漆器の創造力』ブリュッケ、2008
●堀内秀樹(東大埋蔵文化財調査室准教授)近世陶磁器の消費に関する考古学的研究
●堀江宗正(のりちか、1969- 東大准教授)『歴史のなかの宗教心理学 その思想形成と布置』岩波書店 2009
●松方冬子(1967- 東大史料編纂所准教授)『オランダ風説書と近世日本』東大出版会、2007 角川源義賞
〇森一郎(1962- 東京女子大教授)『死と誕生 ハイデガー・九鬼周造・アーレント』東大出版会、2008
●山本信吉(1932- 国立奈良博物館名誉館長)『摂関政治史論考』吉川弘文館、2003
2009年度博士論文
■課程博士
△朝倉友海(1975- 北海道教育大准教授)『概念と個別性―スピノザ哲学』東信堂、2012
荒井裕樹(1980- 二松学舎大特任講師)『隔離の文学―ハンセン病療養所の自己表現史』書肆アルス、2011
○井上まどか(1971- 清泉女子大専任講師)ロシア<帝国>の宗教と政治~帝政期から現代まで
〇江口大輔(早大専任講師)ジャン・パウル『巨人』の読解-動的構成としての筋と静的構成としての心身問題的構図
△遠藤珠紀(1977- 東大史料編纂所助教)『中世朝廷の官司制度』吉川弘文館、2011
○大野公賀(東洋大准教授)『中華民国期の豊子愷―芸術と宗教の融合を求めて』汲古書院、2013
△大村和人(1976- 高崎経済大准教授)梁代「艶詩」の再検討―楽府「相逢行」「長安有狭斜行」「三婦艶」に基づく考察
金子裕介 動機説の観点から見た倫理的判断の諸相
北沢裕 「死後世界旅行記」の研究―西欧中世からの系譜とその普遍的機能の考察
△木下聡(1976- 東大助教)『中世武家官位の研究』吉川弘文館、2011
●倉田剛(1972- 九大准教授)オーストリア哲学における命題的対象・モメント・非存在者―現代オントロジーの観点から
△田中まさき(新潟国際情報大学エクステンションセンター講師)レオーノフ『泥棒』の研究
△中村ともえ(1979- 静岡大准教授)谷崎潤一郎研究―近代小説の条件
△橋爪烈(1975- 千葉科学大講師)ブワイフ朝の政権構造―支配一族の紐帯とダイラム
×畠山聡(1961- )フッサールにおける他者および自己の身体の構成について─第五デカルト的省察の注釈と解釈
〇松浦史子(1972- 二松学舎大専任講師)『漢魏六朝における『山海経』の受容とその展開―神話の時空と文学・図像』汲古書院 2012
〇溝部良恵(1972- 慶大准教授)唐代初期小説の研究-牛肅『紀聞』と戴孚『廣異記』を中心に
○水口拓寿(1973- 武蔵大准教授)『風水思想を儒学する』風響社 2007
●妙木忍(1977- 東北大准教授) 『女性同士の争いはなぜ起きるのか 主婦論争の誕生と終焉』青土社、2009
×竹内恵子(1973- )『廃墟のテクスト―亡命詩人ヨシフ・ブロツキイと現代』成文社 2013
〇森山央朗(てるあき、1973- 同志社大准教授)ハディース学文献としての地方史人名録 10-13世紀の編纂流行とその背景
〇山根純佳(1976- 実践女子大准教授)『産む産まないは女の権利か フェミニズムとリベラリズム』勁草書房 2004
○若月剛史(1977- 関西大准教授)『戦前日本の政党内閣と官僚制』東大出版会、2014
■論文博士
●井島正博(1958- 東大教授)『中古語過去・完了表現の研究』ひつじ書房、2011
●榊原哲也(1958- 東大教授)『フッサール現象学の生成-その方法の成立と展開』東大出版会、2009
〇島内裕子(1953- 放送大教授)『徒然草文化圏の生成と展開』笠間書院、2009
●宮内泰介(1961- 北大教授)『コモンズをささえるしくみ―レジティマシーの環境社会学』新曜社 2006
〇森田数実(1951- 東京学芸大教授)『ホルクハイマーの批判的理論』恒星社厚生閣 2000