http://d.hatena.ne.jp/emiyosiki/20130623/p2
なんか返答らしいのだが、ただの一般人だと思っていたら、著書のある人だった。恵美嘉樹というらしいが知らなかった。しかも男女二人組で、恵美と嘉樹であるらしい。
 何を言ってるのかよくは分からないが、「天武天皇」がすごい、というあたりに私は着目したのである。
 『古事記』『日本紀』などが編纂されたのは、歴史がそれだけの発展段階に達していたからで、天武がすごかったから、という証拠はない。逆に、すごくなかったという証拠もない。分からないのである。
 しかし、こういう史料の少ない古代史において、「柿本人麻呂はすごい」とか「藤原不比等はすごい」とか、個人をクローズアップするのは、梅原猛や上山春平の通俗歴史学の常套手段である。これは文学のほうにもあって、紀貫之とか藤原定家とかが、すごい人になるのである。これは盲点を突くのがミソ。