松岡正剛

http://1000ya.isis.ne.jp/1571.html 松岡は前から、古代の「朝臣」などの「姓(かばね)」と、源、菅原などの「氏=姓(せい)」の区別がついていないのだが、 「弘徽殿の女御が産んだ第一皇子に「姓」がないのは、この子が今上天皇になったからです。日本…

おおっ、松岡正剛、72歳の誕生日にワグナーを語る。 http://1000ya.isis.ne.jp/1600.html 「4日4晩の大作『ニーベルングの指環』」普通は序幕と三日だが。 「ピーカン(青空の晴天)」晴天は普通青空だが・・・。 「死者を逆なでする軽率な発言」やっぱり死者…

http://1000ya.isis.ne.jp/1236.html 志賀直哉である。長い。私は志賀直哉が何しろ嫌いなので、松岡の言うことの半分は分かるのだが、それは志賀が謎なんじゃなくて、志賀崇拝者が謎なのである。私は志賀直哉が好きだと言う人に、煙草を吸わせて貰いながらと…

http://1000ya.isis.ne.jp/1521.html 清和源氏・宇多源氏・村上源氏なども、それらはすべからく源氏に属する者であるということになったのだ。 いまだに「すべからく」を誤用する松岡正剛。なんか、意地になってんのかなあ。 岡野友彦の本はトンデモ本だが、…

http://1000ya.isis.ne.jp/1287.html 菊池寛なんだがやたら長い。「恩讐の彼方に」の「に」がとれているのはいいとして、「入れ札」が一か所「引き札」になっているからすごい。 菊池の作品を三分の一も読んだとしたらそれはすごい。どれくらいあるか計算し…

これは「スタンダールのところもひどいですよ」と通報してきたやつがいたので仕方なくやる。 http://1000ya.isis.ne.jp/0337.html 「フローベールにも関心したが」…何も言うまい。 「処女作『アルマンヌ』もまったく無視された」『アルマンス』な。 それにし…

赤川次郎の父・赤川孝一は、戦後東映でアニメ映画の製作などしていたが、戦時中は満州国で甘粕正彦の側近だったという。1934年東京帝国大学文学部哲学科卒だから、1910年ころの生まれで、次郎は次男だが39歳ころの子ということになる。満洲国文教部社会教育…

http://1000ya.isis.ne.jp/0071.html 久しぶりの松岡正剛ネタである。 「フランスでドラムカンに人間を煮詰めて食べたという、いわゆる佐川事件である。そして、これを唐十郎が『佐川君からの手紙』として作品にした。 人肉を食べること、これをカニバリズム…

http://1000ya.isis.ne.jp/0885.html 「『近世日本国民史』については、最近やっと杉原志啓が『蘇峰と近世日本国民史』(都市出版)で詳しい評価を書いた。ぼくはそのなかで初めて、大杉栄が獄中で『近世日本国民史』を読み耽っていたこと、正宗白鳥、菊地寛…

http://1000ya.isis.ne.jp/1517.html 松岡正剛は文章もへたである。下手なだけならいいが、日本語が間違っているから困る。年をとってどんどんひどくなっている気がする。四方田犬彦も、若いころは変な日本語が多かったが、新潮社あたりから出ると校正が直し…

http://1000ya.isis.ne.jp/1297.html 「もともとこの人は『趣味は読書。』(ちくま文庫)という著書があるほどの“読み屋”のプロで」 読んだのだろうから間違いではないのだろうが、「趣味は読書。」というのは、必ずしも斎藤の趣味が読書だということではな…

http://1000ya.isis.ne.jp/1377.html 「C・G・ルイス」は「C・S・ルイス」。どうも英文学が弱いようだ。 http://1000ya.isis.ne.jp/1321.html 「川端康成(53夜)が高齢になりながらも若い女と心中してしまったことを思い出した。」 な、何かの比喩な…

http://1000ya.isis.ne.jp/1420.html なんか昔に比べても劣化しているようで、「ジャパン・プロブレム」とか「リベラルアーツ」とか、適切なのかどうか疑わしい西洋語が多い。 で、「元治1年」とか書くのは昔からで、これは何か考えがあるのだろうとして、義…

http://1000ya.isis.ne.jp/1441.html 「しばしばそのネステッドな迷宮性にくらくらと戸惑うこともある。」「ネステッド」というのが意味が分からない。どうやら「ネステッドループ」というのがあって、それをイメージしているらしいのだが、これは「ネステッ…

http://1000ya.isis.ne.jp/1483.html またやってくれたぜ松岡正剛。「サリンジャー(465夜)の『ライ麦畑でつかまえて』の主人公ホールディングが図書館員からまちがって」 それは「ホールデン・コールフィールド」だ。毎度いうことだが、間違うのはいい…

松岡正剛間違いシリーズ千夜千冊 http://1000ya.isis.ne.jp/0855.html 「デイヴィッド・ロレンス」。普通はD・H・ロレンスで、デイヴィッド・ハーバート・ロレンスだが、なんでわざわざデイヴィッドだけにするのか。 「伊藤整が補訳した」伊藤礼の間違いだろ…

ところで滝沢誠の本についてはここに書いてある。 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0093.html たいてい一つくらい間違いのある松岡正剛だが、 父の権藤直は真木和泉・木村赤松とともに、勤皇党の領袖である池尻葛覃に学んだ。直は品川弥二郎・高山彦九…

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0171.html この記事自体は面白いのだが、 海外には「ニュートンに消された男」(ロバート・フックこと)「ダーウィンに消された男」(これはウォレス)「エジソンに消された男」(ニコラ・ステラのこと)といったたぐ…

三島由紀夫の戯曲「喜びの琴」は、1963年に文学座の分裂を引き起こしたものとして知られるが、その戯曲そのものはあまり知られていないし、上演も、64年に浅利慶太演出で日生劇場で初演されたのちは再演されていないようだ。 これは『ちくま日本文学全集 三…

松岡正剛が加藤百合さんの本を取り上げている。 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1218.html しかし実はこの後、田中修司という人が西村伊作について博士論文を東大工学研究科に提出して加藤さんがちょっとショックを受けたということがあった。もちろ…

12月に「直木賞のすべて」の間違いを指摘したのに直していない、と書いたら、先ほどメールが来て、気づいていなかったとお詫びされたので、当該箇所は削除しておいた。しかし松岡正剛は依然直していない。http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1091.html 光…