http://1000ya.isis.ne.jp/1377.html
 「C・G・ルイス」は「C・S・ルイス」。どうも英文学が弱いようだ。
http://1000ya.isis.ne.jp/1321.html
 「川端康成(53夜)が高齢になりながらも若い女と心中してしまったことを思い出した。」
 な、何かの比喩なんだろうか…。
「ついで関東大震災の翌年の大正12年には」
 関東大震災は大正12年、『文藝春秋』の創刊は同年正月。
「ぼくはここで思い出す、埴谷雄高が『不合理ゆえに吾信ず』(932夜)と書いたことを‥‥。」
 まさかテルトリアヌスの言葉であることを知らんわけではあるまいが。
 なお『天の夕顔』は、題材提供者の実体験で、戦後になって中河はこの男から、俺の話を盗作されたと言われて困惑している。
http://1000ya.isis.ne.jp/0053.html
「原稿用紙を前にして「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」と書いてみる。それから食事をして、宿の者と話し、風呂あがりに温泉場をうろついていると、何人かの人物が浮かんでくる。
 翌日、「夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった」と書いてみて、さあっと想念が浮かんでくる。」
 『雪国』が断続的に書かれたというのは、そういうことではない。
http://1000ya.isis.ne.jp/1144.html
 「伊波普猶(いなみふゆう)」いはふゆう、である。
http://1000ya.isis.ne.jp/1138.html
 「北斎滝沢馬琴と組んで『椿説弓張月』『南柯夢』『水滸画伝』『南総里見八犬伝』といった読本にたっぷり絵解きを盛りこんだことをおもえば」『八犬伝』は北斎ではない。