マルク・レザンジェ「ラカン現象」アマゾンレビュー

2019年4月30日に日本でレビュー済み

 
ジャック・ラカンが、わけの分からないことを言っているにもかかわらず「信者」を生んだのはなぜか、「測り知れざるものへの熱狂」だというラカン批判である。前半は面白いが著者はフロイト主義で、後半はフロイトによるラカンの生涯の分析になる。
 なお訳者の中山道規先生は下北沢クリニックで長く私の主治医だったのだが、四年ほど前に病気ということでいなくなり、今も消息不明である。