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土屋顕史君のブログなんだが、
話を癌恐怖症の人にもどそう。
この人は心理療法を受けている期間中に思いがけない体験をする。
自家用車を自ら運転しているときに、誤って事故を起こしてしまったのだ。
運転には自信をもっていた人なので、これはまったく信じられないミスであったが、
この不慮の事故によって、彼が本当に恐れていたものが癌ではなく、
死そのものであることを悟るのである。
当たり前じゃないかと、河合隼雄というのはこんなバカだったのかと改めて呆れた文章であった。だいたいがん恐怖症の人に「あなたは本当はがんではなく死を恐れているんです」と言って、ああ、そうだったのかと思う人なんかいるだろうか。