比較文学会小

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 ヨコタ村上は遂に関西支部の幹事から外れたらしい。十年前に私が幹事全員に手紙を送って、今にしてようやく、か。感無量である。
 ところで駒場出身の、本を送らなかった某女性から手紙が来て、『駒場学派』を面白く読みましたとあり、比較文学会賞が年齢制限を超えたなら、小林秀雄賞を狙ったら、とあったが、あれは…選考委員のうち悪口を言った人が三人くらいいるのではないか。今年は水村美苗だともっぱらの評判だし。

http://www.geocities.jp/larionyokotamurakami/misc-J.htm

あ、自分で書いている。しかし刑事告訴じゃないんだから「提訴」だろう。まあそれはいいが「事実無根」って、A子さんに抱きついたり、研究室でセックスしたりしたのは事実であると自分で認めているし、A子さんは「立場を利用した強姦」だと主張している、とは書いてあるが、記事はYMの「合意だ」という主張も記していて、普通は成り立たない。なぜ弁護士がとりあげたかというと、最近の判決がマスコミに対して厳しくなっているからであろう。

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阿部薫鈴木いづみを実名で描いた稲葉真弓の『エンドレス・ワルツ』が、二人の娘から訴えられていたというのを最近知った。どう考えても周知の事実として退けられるだろうし、和解したのだろう。その後文庫版が出ている。こういうのは報道されないと分からないね。

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筑波大の定年は63なのになぜ黒古先生がまだいるのか不思議で、直接尋ねたら、図書館情報大では定年65だったので、そこから来た人は特例で65らしい。
 別に黒古先生を辞めさせたいわけじゃなくて、定年延長というのは、若い研究者の就職を遅らせることで、よくないのだがね。むろん、定年になっても私立へ勤めるから同じことだという理屈はあるけれど、国立大を定年になった教授を雇うより、若い人を雇ったほうが給料は安くあがるんだから、定年になった教授に就職口があるのは、人脈の賜物でしかないよね。
 

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http://www.nichibun.ac.jp/research/faculty/staff1/kern.html
この人、助教授から助教に降格している…。