だいたいあの、目を剥いた写真が決定的ダメージだったと思うのだが、オバマ陣営で意図的に大量流布させたんじゃないか。しかしこれだけ熾烈にやったって単に民主党の候補を決めるだけ。だいたい本選挙での州丸取り制度もおかしいし、まあ二大政党制といっても、それ以外からは大統領になれないわけで、けっこう窮屈なものじゃないかと思う。
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http://d.hatena.ne.jp/goito-mineral/20080212
他人のコメント欄でガタガタ言うのも何なので移すが、仮に「戦前はいい時代だった」と思っている愚民がいたとして、では「お江戸でござる」を観てああお江戸は今日も日本晴れだったんだなあと思っている愚民対象に書いたのが『江戸幻想批判』ではないか。同じことなのに宮下が「こんなんばっかりやんか」などと言ったのが発端で、くねくねしねしね言いがかりをつけられて、本気にしているバカもいるのだ。どこが「こんなんばっかり」なのか。いい加減にしろ宮下。
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ローマ法王庁とナチスの関係についてちょっと調べたら、大澤武男という人がピウス十二世を批判した『ローマ教皇とナチス』(文春新書)というのがあった。ところがアマゾンで、こういうレビューがついていた。
「甚だしいバイアスに満ちた書物。主張を鵜呑みにしないように」という。書いたのはpoulainと名乗る人で、他のレビューは、受験参考書のものと、『ダ・ヴィンチ・コード』を批判するものが多く、どうやらキリスト教に詳しい高校教師らしい。「バイアスに満ちた」はおかしい。「バイアスがかかった」だろう。
そこに、こうある。
「本書は、著者自身あとがきで述べているように、コーンウェルやショルダーの著作に依拠して書かれたものですが、種本となったこれらの本自体がバイアスに満ちた本なので、鵜呑みにすることは極めて有害です。
コーンウェルの書物に対する学問的な批判や、新資料に基づくピウス十二世擁護の本はすでに多数存在しているので、本書の代わりにそちらを読むことをおすすめします(例えばPierre Bletの著作やRonald J. Rychlak ,Hitler, the War, and the Pope(Our Sunday Visitor) 。ネット上ではEWTNのLIBRARY DOCUMENTS ON PIUS XII)が、ここでは以下のことだけを指摘しておきます。」
下に指摘してあるのだけれど、ブレットとかライヒラク? とかいう人の本は英語版がある。だが一般の読者が誰でもほいほい英語の本が読めるわけではない。しかし何もこのレビュアーが悪いのではなくて、そういう本を邦訳しない日本の人文系出版業界が悪いのである。あるいは、そういう本を参考にして書く著者がいない、あるいは出さないのが悪いのである。とにかくポストモダンのインチキ哲学の邦訳はばんばん出るのに、こういう歴史的事実に関するものは出ない。実に困ったことである。そういう現況を憂えて、私は微力ながら『リチャード三世は悪人か』を書いたのである。