白川静の『字通』が近所の図書館になかったので、他館からの取り寄せを頼むため電話して「白川静の字通」と言ったら「その白川なにがしの」と言われた。「字通」も説明しないと分からなかった。白川なにがし・・・・。文化勲章授章、ようやく嫉妬ややっかみの声も聞こえてくる白川静も、学力低下図書館員にかかっては形無しである・・・。
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小山内薫と小栗上野介の姻戚関係について、ここに訂正がある。
http://kingendaikeizu.net/huzitatuguharu.htm
小山内富子『小山内薫』には参考文献表があるが、そこに「小山内喬『父の書斎』三省堂、一九四三年（再刊本）筑摩書房、一九八九年」とある。喬は歌舞伎役者をしていた薫の三男だが、このような本はない。というのは、「『父の書斎』三省堂、一九四三年（再刊本）筑摩書房、一九八九年」は、有島武郎の長男・有島行光（森雅之）の著作に関する書誌事項だからである。いったいどうすればこういう間違いが起きるのか謎である。
