映画「ゾッキ」の感想

2021年の日本映画で、監督は竹中直人山田孝之斎藤工の三人。オムニバス映画のようだが、完全に分離していない入れ込み式。舞台は蒲郡で、何ともとりとめのない話が続く。キャストを見ると松田龍平石坂浩二がいるが、松田は最初のほうに出てくるだけで、主演をしているのは知らない俳優。実在しない姉、中学で一番好きだった女子と二番目に好きだった女子。レンタルビデオ店、「ビデオボーイ」、父と息子、夜中の学校、お化け、サンドバッグ、といった感じ。観ても損はしないが、観なくても損はしない映画で、蒲郡が好きな人向け。