京都府公安委員会

 例の大槻のうそつき取り調べは、京都府警本部でも、嘘をついた事実はないと言い、「つまり嘘をつく(府警本部が)ってことですか」と問うと「そうとってもらっても構いません」と言うので、京都府公安委員会に苦情申し立て書を送った。すると開封してそのまま送り返されてきて、これでは具体的な様態が分からない、とあったから、電話した。
 すると、まあのらりくらり、である。「嘘をついてもいいというんですか」「ええ、まあそれは小谷野さんの解釈で」「解釈じゃなくて厳然たる事実でしょう」「いやあごにゃごにゃ…まあ私が決めたわけじゃないですから」「じゃあ誰が決めたんですか」「それは言えません、合議で何たらかにたら」「要するに公安委員会で決めたんでしょう。それなら全体の責任であって、窓口であるあなたが、私が決めたわけじゃないと言っちゃダメでしょう」という具合。
 「要するに公安委員会で苦情を受け付けるといっても、公安委員会は警察の仲間である、一心同体である、マスコミが騒がなけりゃ何もしないってことですね」「まあ人それぞれ解釈がありますから」「それは逃げるやつの常套句だよなあ」
 といった具合であった。
 しかしまあ『文芸日女道』はどうしても裁判がしたいらしいから、京都府南警察はこれでおしまい。
(付記:謝罪文が載ったのが送られてきたので、こっちもおしまい)