http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1262079657
 太宰治の「緒方氏を殺した者」の「緒方氏」が誰だか分からなくて訊いたら答えるほうも分からなかったという「知恵遅れ」の本領発揮である。
 「僕は、はじめ尾形亀之助を考えました。しかし、そうなると、太宰の『もの思う葦』とは時間差が出てきます。」の『もの思う葦』との時間差って何のことだ。『もの思う葦』などという単行本は太宰の生前には出ていない。もしかして1935年に『日本浪曼派』に連載された時のことを言っているのか?
 この文章は、1938年8月『日本浪曼派』に載った緒方隆士の追悼文の一つである。
https://kotobank.jp/word/%E7%B7%92%E6%96%B9+%E9%9A%86%E5%A3%AB-1641058
 全集を見れば書いてあることだが、「学者に聞いても首を傾げるかもしれません」って怖いね。