私は『悲劇喜劇』という雑誌の1972年のさる記事を入手しようとした。ところが、国会図書館では「作業中」つまりデジタル化中で使えない。そこで地元の図書館に他館からの借り出しをリクエストした。ところが、到着してみると、館内閲覧のみ、コピーはしてはいけない、という。都立多摩図書館から来たもので、高井戸図書館員は、「都立図書館は何も言わずに送ってきて、見てみるとタグがついている」と言う。それでは困るので、なぜなのか訊いてくれと言ったら、多摩図書館へ電話して「30年過ぎたものはコピーしてはいけないそうだ」と言う。
さてとりあえず帰宅して都立中央図書館へ電話して訊いたら、図書の場合は30年過ぎたらコピーできないが、雑誌の場合はそもそもコピーはできない、と言い、それは地域図書館にも知らせてあるはずだという。私は、コピーができないくらいならむしろ貸し出しを謝絶してくれたほうがいい、と言った。それくらいなら都立図書館へ直接郵送複写を申し込むのだ。
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儲かっている児童文学者というのは、幼児向けの実用半分くらいのを次々と出して、時おりちょっとシリアスな小学生か中学生向けのものを書いて児童文学の賞などをとり、あわよくば人気のある外国のシリーズものの翻訳をして稼ぐのだと把握した。