増田明美の逆転人生

 『週刊新潮』に、Qちゃんの解説者デビューがあまりうまくいかなかったという記事があり、増田明美の解説技術がずば抜けている、とあった。ああ、逆転人生だなあと思ったものだ。
 私は二人とも好きである。しかし増田明美は、辛酸を嘗めたもので、勝てなくなってからの増田に世間は冷たかった。当時は痩せていて「ブス」だったし、そのせいも大いにあったろう。引退後、ふっくらしてきた増田が、おばあちゃんと一緒にいる写真が雑誌のグラビアに出たこともあった。当時は、教師を目指していると言われていた。
 しかし「声は絶世の美女」である増田は、解説者として登場すると、めきめきと頭角を現した。しかし、その頃お笑い系の番組で(私も前世紀はそんなものも観ていた)、「顔のホクロが」とか藝能人からいじられたりしていて、私は内心憤怒を覚えたものだが、増田は動ぜず、今日の地位を築いたのである。感慨深い。でもQちゃんもがんばれ。

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昨日駒場へ調べものに行ったが、下井教授には会わなかった。帰途について駅改札を抜けたら、西永福駅で人身事故があり遅れが出ています、振替輸送を依頼していますという立て看板があった。私は窓口の駅員に「振替輸送って」と訊いたら、語義の説明をしようとするから、いやそうじゃなくて、ここからどうやって振替輸送するのだ、と訊きたかったのだが(ターミナル駅でもないのに)、「行き先によります」と言うから、浜田山だと言うと、奥にいたもう一人の駅員と相談して、それは難しいですねえ、と言うのだが、いったいどこなら難しくないのだ。渋谷方面行きだって止まっているのだぞ。後ろにいた学生二人が、「どれくらい止まりますか」と訊いたらこの駅員「普通くらい」と答え、「普通ってどれくらいですか」「さあ・・・」。まあ、ほどなく動き出したのだが・・・。

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http://www.chikuyusha.jp/ITiinndayori/0904/dai5kai.html
まだやっている。「金春竹禅」だって。それを言うなら禅竹だろう。どういう馬鹿が書いているかよく分かる。