奇文

 『大東亜戦争肯定論』を書いた後、朝日新聞はその林房雄を文藝時評に起用した。当時の人も驚いたろう。しかしそれを纏めた『文藝時評』は面白い。講談社文芸文庫ででも復刊すべきであろう。
(活字化のため削除) 

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 あまりこの人をいじめたくはないのだが、この人は常々フェミ二ストを自称している。ではアフガニスタン女性差別主義、独裁的仏像破壊・人権侵害政権であったタリバーンを放置しておくべきだったというのだろうか。では日本は米国と手を切ってどこと同盟を結べばよいのか。日本のような大国が同盟国を持たずにやっていけると思っているのだろうか。恐らく、何も考えていないのだろう。常に代案なき日本のバカ左翼。そこまで米国が憎いなら、なぜ米国で弁護士資格をとったのだろう。そこまで日本人であることが恥ずかしいなら、やめればいいではないか。いったいどこの国の国民ならこの人は恥ずかしくないのだろう。南太平洋で核実験をするフランスか? 国民皆兵のスイスか? チベット弾圧の中共か? プーチン独裁のロシヤか?(自民党総裁選に税金が使われているのだろうか。「愚行」を「愚考」と書いているあたり、クロコダイル先生と同類か。
 (小谷野敦