『正論』の二月号で、小林よしのりが、西部先生の中島岳志論に反論しているのを立ち読みしてきた。私は「パール判事は保守派の友たりえない」という題名だけ見て、普通に中島を批判しているのだと思って読まなかったのだが、どうも西部先生、中島が間違いなのは認めつつ、小林に、もう少し寛大になってもいいのでは、などと書いているようだ。まあ、細かいことはどうでもいいが、ああ、また始まったな、という気がする。
だいたい西部先生には、精神的ホモエロティックの風があって、ある時期から、自分より若い男の論客をむやみにかわいがり、蜜月を過ごしたあとで決裂する、ということを繰り返している。中沢新一、宮崎哲弥、ちょっと福田和也、小林、そして今度は中島というわけだ。特に中島は、ホモ好みのする顔だし、たいへん納得する。まあ私などは、先生が東大を辞めてからはまったく没交渉である。多分先生としては、東大を辞めてからは、東大卒の奴は気に入らないのではないかと思うが、そういう問題でもないか。（12月25日記）
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富岡幸一郎のブログらしいが、「自営業」って何？ 関東学院大学教授が、自営業なのか？
『週刊ポスト』で井上章一さんが、『高学歴ワーキングプア』の書評を書いていた。またあ、井上さん、イケズな書評。前半では賛同しておいて、後半ではボヤキ藝。自分は博士号も持ってへんし、碌な業績もない、とか心にもないことを。もう、井上さんくらい業績があったら、誰も文句言いまへん。まあ日文研といえば、もう錚々たるメンバーが揃っていて業績のない人なんか…。ああ、いましたね、一人。日文研のお荷物の光〇和〇准教授。推定57歳くらいで、著書なし、碌な論文なし、教授にもなれないお方が。こんなの雇っていてすみません、って謝らないとダメよ。
