トゥヴァルについて

 地球温暖化で水没の危機にさらされる南太平洋の国トゥヴァル。しかし、土地はすべて珊瑚礁だというこの島々は、中世にも存在したのだろうか。地球温暖化論を批判する薬師院仁志氏によれば、もしトゥヴァルが沈むとしたら、中世において存在しなかったからだということになろう。ところで薬師院氏は、自著に対して誰も反論しない、と『諸君!』で書いていたが、アマゾンの薬師院氏著には天野恒雄とかいう人が長々と反論を書いている。まさか1929年生まれの翻訳家天野恒雄でも、1935年生まれの天文学者天野恒雄でもないだろうが、堂々と議論してほしいものである。
 まあそれにしても、京都議定書を守る気なんか、少なくとも日本政府にはないね。