逃げたなはねこ

 今日は東京地裁井上はねこの訴訟で、はねこの答弁書がめちゃめちゃなのでラウンドテーブルで協議のはずが、はねこ現れず。
 裁判長はもう一度呼び出してみると言っていたが、どうせまた無断欠席だろうよ。はねこは上野千鶴子の悪口を書いていたが、答えようともせずに逃げ回る卑怯さは上野によく似ているよ。
はねこは、
「「プロバイダ責任法」は、私たちの表現を阻む悪法なのか?」
 などと書いているが、正しくは
「「プロバイダ責任制限法」は、インターネット上で言いたい放題書いても、プロバイダがその責任を負わないのみならず、ガイドラインなど示していても「侵害が明らかでない」といって情報は決して教えない、不法行為横行を許すための悪法」である。 

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『現代』七月号を見たら、斎藤貴男小林よしのりの対談が載っていて驚いた。なあなあ対談はかねてから批判していたが、冒頭から斎藤が怒っている本物の激突対談。しかし斎藤は、私とも、宮台・宮崎ともやっているし、腹の据わった人かも。小林は最後に、斎藤がウルトラ左翼でないのが分かった、と言っていたが、私は知っていた。私との対談で、天皇はいてもいい、と言ってるんだもの。あたしゃ意外だったよ。

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ところで今朝の毎日新聞、今度は「男も見てるぞ」で、筆者は「額に傷」、3年前にヘビースモーカーを卒業したとか言いつつ、喫煙習慣から抜けられない者を見る目は厳しく、特に女が気になるだのと書いている。JR東日本も禁煙になるみたいだゾー、だって。「会社で、家庭でバッシングを受けている喫煙男の方が慎み深い気がする」。冗談じゃない。女だって会社や家庭で迫害されたり、男から敬遠されたりしているではないか。だいいちクルマの窓から火のついたタバコをポイ捨てするのはたいてい男だ。「30年近い喫煙歴を持つ私としては、デカいことは言えないのだが」。なら言うなよ。だいたい連載表題からすると書いたのは男のようだが、女の喫煙が特に気になるって、そりゃ歴然たる女性差別である。お前が自覚していないのは、喫煙歴云々よりも、大新聞で言いたい放題書けてしまう新聞記者の権力だよ。卑怯者。死んでしまえ。