笙野頼子

本年度より立教大学文学研究科特任教授となった笙野頼子が、ウェブちくま上で三回にわたって私の『現代文学論争』にいちゃもんをつけている。これは別に一方的なものではなく、私もウェブちくまに三回書く場を与えられたのだが、それは書かないことにした。…

『現代文学論争』の最後のほうで、私は笙野頼子をめぐる論争をまとめたのだが、刊行されて半月ほどして、笙野が筑摩書房の担当編集者宛に電話で文句を言ってきた、と聞いた。そのうち、事実誤認が百カ所あるとか、佐藤亜紀や小谷真理も文句を言ってきている…

「新ゴーマニズム宣言」は、相変わらず佐藤優の言論弾圧との戦い編である。最後に、佐藤が、小林よしのりが先に撃ってきた、と言っていることについて、「いつから言論界には先に批判したやつが悪いというルールができたのだ。幼児のケンカか?」(大意まと…

笙野頼子に内容証明を送って謝罪を要求したのは一ヶ月ほど前のことだ。そしたら回答期限ぎりぎりに速達で返事が来た。しかも三人もの代理人弁護士の名前で。私は個人名で出したのにね。ちなみにその三人は、東京21法律事務所の岡田宰、広津佳子、杉本博哉。…

(活字化のため削除) - 私は近所の区立図書館で予約しておいて見に行くという日々なのだが、先日、15冊くらい予約しておいたら、出してきた図書館員が「ああ・・・多いですねえ・・・二週間ですが大丈夫ですかぁ」などと呟くように言った。この図書館員には…

筑摩書房のPR誌『ちくま』12月号の、笙野頼子の連載「小説」「おはよう、水晶−−おやすみ、水晶」の七回「ヴァーチャル・ナイト」の最後のページで、笙野は名前を出さずに私を中傷している。しかし明らかに私だと分かる。卑怯なことである。筑摩には、反論…

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20050710 以上の日記の、「『新潮45』が反論を載せなかったのは、その文章が支離滅裂だったからであるというのが、担当者の説明である」 という箇所について、そのような事実はないと笙野から抗議が来たそうである。私…

『新潮45』昨年十一月号で私は笙野頼子が上野千鶴子を「女にだけ当人にウラもとらないでどんな方法論を取ったかを勝手に決めつける」と批判した(大庭みな子編『テーマで読み解く日本の文学』小学館)のを、どこに作家を論じるのにウラをとる批評家がいる…