三田佳子と小田島先生

 2002年10月6日のことだが、西新宿の原っぱで劇団唐組の「虹屋敷」を観に行った。テント芝居である。幕間に外へ出て煙草を喫っていたら、小田島雄志先生が誰か女の人と立ち話をしていた。というか、三田佳子と話していた。

 当時、例の三田佳子の次男は二度目の逮捕のあと唐さんが身元を引き受けて唐組にいたのである。私は小田島先生には何度か教わっているが、あちらは記憶していなかった。

 まあそれはともかく、次男が芝居に出るというので三田佳子は見に来たわけで、もしかしたら公演中毎日来ていたのかもしれない。これはいかん、と思わざるをえなかった。