また新刊です

たまたまこの時期重なっただけで、この後はしばらく途絶えます。

猿之助三代 (幻冬舎新書)

猿之助三代 (幻冬舎新書)

訂正:
5p「十五代目中村歌右衛門」→「六代目」
15p「二○○二年に没した十六代」→「二〇〇一年に没した六代」
17p「成田山新勝寺の檀家」→「深く信仰しているが檀家ではない」
18p、131p「九郎右衛門」→「九朗右衛門」
24p「太夫元(座頭)」(座頭)をとる。
同「さるわかちょう」は世間で誤読されているが某偉い先生によると「さるわかまち」とのこと。
60p「荷風は戯曲を書くことはなかった」→「長く上演される戯曲を…」
85p「清元梅吉に作曲してもらい」梅吉の作曲は明治16年(ただし振付が変わったから改めて作曲した可能性もある)
88p「中幕で卒倒し…中幕とはいえ」→「鳥屋で卒倒し…頭を大きく振る前とはいえ」
121p、段四郎高杉早苗の結婚は昭和13年でした。まことに失礼いたしました。
132p「五月には市川寿美蔵が寿海を」→「七月に寿美蔵の襲名披露興行が歌舞伎座であり」
153p「きちざ」→「きちさ」
173o「玉三郎ははじめ楡井」→「楡原」
210p「バレエのジャン・ルイ=バロー」「バレエの」をトルツメ 
211p「前進座劇場が開幕」→「開場」
214p「日本では演出と報道されたが」以下、削除し「演出もさることながら、毛利臣男が担当した衣装、朝倉摂の舞台装置など、歌舞伎風の背景が目にたった」
215p「良弁杉由来」は額田六福ではない。「人形浄瑠璃をもとにした」
219p「水谷良恵」→「良重」
226p「猿之助最後の復活遠し狂言となった」トルツメ 
231p「2002年の大河ドラマ功名が辻』」→「『利家とまつ』」

 なお「大南北」に「だいなんぼく」とルビを振ったところ、「おお」ではないかと言われましたが、明治の『大南北全集』は都立図書館では「だいなんぼく」とルビがあり、郡司正勝鶴屋南北』では、冒頭から、おおなんぼくが正しいと言われたが、その論拠は不明として、「だい」ではないかという考証がしてある。私は、南北とか近松とか、複数いる場合、年長者ないしは偉大なものに「大」をつけて「だい」と読むという仮説を立てている。