新刊です

現代文学論争 (筑摩選書)

現代文学論争 (筑摩選書)

 なんか久しぶりの新刊のような気がする。
内容は、フォニイ論争、江藤淳の論争、筒井康隆の戦い、「たけくらべ」論争、「春琴抄」論争、三好-谷沢論争、「事故のてんまつ」事件、永山則夫文藝家協会入会拒否事件、反核声明論争からコム・デ・ギャルソン論争、宮沢賢治殺人事件論争、柳美里裁判の周辺、純文学論争などです。
 宣伝なので言いますが、柳美里論争の真相つき。

訂正
p.25 「生地竹郎」は1980年死去 
p.126 「その二年後に、高校生だった私は」→「その五年後に、大学生になった私は」
p.135 「静岡県清水」→静岡県焼津 
p.164 教科書か削除されたので断筆→断筆ののち、94年11月に教科書からの削除を了承 
p.289 「賢治の作品『飢餓陣営』をもじった『樹が陣営』を出しており」の前に「小浜の盟友だった佐藤幹夫は」と入れる。
p.296 宮川健郎は「武蔵野大学教授」
p.330 九九年一月で鵜飼の…→九八年十月で鵜飼の…九九年二月から
P.339 『中庸、ときどきラディカル』→『俺も女を泣かせてみたい』
p.340 「いちかわまひと」→「まこと」
p.342 「吉原真理」→「吉原真里
p.346 「エクリチュール・フェミナン」→「エクリチュールフェミニーヌ
p.354 義江邦夫は「韓国語版の代理人
p.355 「秀花」→「秀香