「影との戦い」ほかアマゾンレビュー

影との戦いゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)
アーシュラ・K・ル=グウィン
分からない
星1つ 、2021/06/06
読んだのは20代半ばで、まだ少年文庫ではなかったが、妙に暗くて説教臭く、娯楽小説的な面白さを感じなかった。それきりになっていたが、アニメ化されたのを観たらますますわけが分からず、世間では評価する人が多いのだが、私には何だかよく分からない。なお私には「闇の左手」も面白くない。

 

文庫 新版 指輪物語 全10巻セット (評論社文庫)
J・R・R・トルキーン
ホモソーシャル
星1つ 、2021/06/06
学生時代にまだ文庫が全六冊で活字がやたら小さかった時に取り組んだが、読んでも読んでも退屈で難儀した。真ん中の「二つの塔」なんか英語で読んだが、まあガンダルフがかっこいい、という感じだけはあったが、要するにそれだけがとりえの小説で、映画版は女も出て来るが女っけのないホモソーシャルな世界で、実に嫌であった。二度と読みたくない。

 

風にのってきたメアリー・ポピンズ (岩波少年文庫)
パメラ・トラヴァース
映画と全然違う
星1つ 、2021/06/06
新井潤美さんに「不機嫌なメアリー・ポピンズ」という本があるが、その通りで、ジュリー・アンドリュースの楽しい映画とはまったく違う、ぶすっとしたメアリー・ポピンズで、映画と全然違うから、初めて読んだ時は呆然とした。