曽根中生の映画『嗚呼! 花の応援団』を初めて観たのだが、原作は読んだことがない。映画は1976年で私は中二だったが、「ちゅわんちゅわん」「クエックエー」などという青田赤道のことは知っていた。こういう、知っているが観たことはない、読んだこともないというのは、小中学校時代にはよくあった。「キャリー」とか「ジョーズ」とか、うわさ話だけで知っていたのである。クラスの中のリア充な男女が「キャリー」を観に行って、女子が怖がるのを面白がったりしていた。「エマニエル夫人」も、もちろん子供は観られないから、エマニエル夫人というのは気が狂った人で、だからあんな裸で椅子に座っているのだなどという子供伝説ができていた。テレビのCMで予告編だけ観るから、「八甲田山」なんかも、筋と「天はわれらを見放した」なんてセリフだけ知っていた。
池田満寿夫が自作映画化「エーゲ海に捧ぐ」に続いて「窓からローマが見える」を作って公開したのが1982年で私の大学一年の時だったが、これは観たことがない。ヴィデオは9000円以上の高値で売られている。これも宣伝でだけ知っていた映画で、「私を見て、私を触って」とかいうのだが、それは知っていても観ていなかった。
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日本語が不自由なウィキペディア
青山劇場http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%B1%B1%E5%8A%87%E5%A0%B4
「2012年9月28日に厚生労働省がこどもの城を2015年3月末を目途に閉館が発表され[1]、それに伴い、運営している財団法人児童育成協会が2015年1月23日(予定)で青山劇場を閉館することを発表[2]」