私が予備校生のころ、こういう本が平凡社から出ていた。それからあとも、毎年新版が出たので買っていた。しかし平凡社がいったん倒産してから、出なくなってしまった。一ページごとに世界各国の現状がコンパクトに解説されている本だったので、なくなって不便だった。そういうのはほかにもあるだろう、と思うかもしれないが、私にとって興味深い、元首および首相等が載っていないのである。そういう人名など国を知るためには無用だという民衆史観の持ち主でも編集しているのであろうか。しかし東京書籍の『最新 世界各国要覧』には載っているらしいので、さっそく注文した。
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呉智英さんが日本マンガ学会の会長だと知って驚いているところ。なんか、「長」のつくものになりそうもない人だったので。でも人望あるし。呉さんの弟子筋とされる連中は私を含めて軒並み人望ないけど。
しかし嘘つきウィキペディアの「日本マンガ学会」の項目には「会長は漫画評論家の呉智英」とある。違うだろう・・・。
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『東京人』三月号は吉原特集だったが、後ろのほうで鹿島茂が岸本葉子さんと熱海へ行って対談していた。ね、妬ましい・・・。
(小谷野敦)