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こないだ野間易通に「自分がイデオロギー・フリーだとでも思っているのか」と言われたが、イデオロギー・フリーというのはドイツ語と英語が混じっているから「アイデアラジー・フリー」になるのか、まあそんなことはどうでもいい。
まあフリーにはなれないが、自覚することでフリーに近づくことはできる。また対話に答えることでフリーに近づくことはできる。だが実際には、自覚はともかく、対話をしない人がほとんどだ。「天皇制は身分制でしょう。あなたは身分制度を支持するのか」という問いに答えない人、「憲法九条があったら有事に対応できないでしょう。日本が滅びてもいいのか」という問いに答えない人などである。「そうです。私は身分制度はいいと思います」「はい、日本は滅びてもいい。中共の属国になってもいい」と答えたら、その時人はアイデアラジー・フリーに近づくのである。