今年の大河ドラマはいや

 もう最近はまともに観ていない。今日はたまたま観てしまったが、なんで毛利輝元中尾彬なんだ。あの当時の輝元はせいぜい四十前後だぞ。それに小早川秀秋が小早川家へ養子に行ったのは満で12歳のころだ。全然そうは見えんではないか。

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 千田川(安芸乃島)と高田川(前の山)が名跡を交換していた。前の山の定年は来年だから気が早い。定年前に後継者と名跡を交換することがよくあるが、あれはなぜなんだろう。別に定年の日に譲っても同じだろうに。まあ部屋の土地建物は親方個人の財産だから、息子とか女婿に譲るのとは違って、早めに新部屋に移しておくということか。
 それにしても前の山は高砂一門に逆らったため「無派閥」になっているが、安芸乃島が継いだら二所一門になったりしないのだろうか。まあ安芸乃島貴乃花が嫌いでよそへ逃げたわけだが…。

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 「人間が人間を裁くということ…」と誰かが言いかけたら「私はキリスト教徒ではない」と言ってさえぎるべし。
 「汝らのうち罪なき者のみ石もて打て」と言われたら、私は進み出て石もて打つ。実際にはみなそうしただろう。

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日本の古典に出てくる露はエロティックな意味だと、ツベタナ・クリステヴァは言う。
この人は、自己紹介する時必ず「ジュリア・クリステヴァとは関係ないです」と言う。それはいい。しかし続けて「ツヴェタン・トドロフとも関係ないです」。いや、誰もそんなこと思ってないから。

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訃報には、二種類ある。
1、「ああ、死ななくてもいいのに、こんなに若くして」という訃報
2、「まだ生きてたのか!」という訃報