ジョン・オーブリーの『名士小伝』(小池ケイ、橋口稔訳、冨山房百科文庫)を読んでいたら、まあこれはそんなに面白いものではないのだが、訳者は二人ともちょっと教わったことがある。
で、ホッブズのところ、「真田紐」が出てきたので驚いた。調べてみると、
http://oregonstate.edu/instruct/phl302/texts/hobbes/hobbes_life.html
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で、荷造り紐のようだが、紀州九度山で生計のため真田親子が作っていた真田紐が、それから半世紀ほどあとの英国に現れたわけである。