2024-02-21から1日間の記事一覧

「男の恋の文学史 新版」における注について

「<男の恋>の文学史 改訂新版」(勉誠出版、2017)の「布川孫市」の章における注番号に乱れがあることが分かったので以下に訂正を記しておく。 本文の注2から4に該当するのは注の2および3で、本文の注5に相当するのが注の4,注の5は本文に該当がない。本文…

梅若マドレーヌ「レバノンから来た能楽師の妻」岩波新書についてのある感慨

著者はレバノン出身で、1958年生まれ。76年に戦火のレバノンを出国し、神戸のカナディアン・スクールで梅若猶彦と知り合い、のちに結婚した人で、姉も日本人と結婚して評論家の石黒マリーローズ。原文は英語らしく、竹内要江が訳している。 内容はまあ、途中…