2023-09-14から1日間の記事一覧

「蒼ざめた馬をみよ」その後

「ざめた馬をみよ」文春文庫解説は山内亮史(社会学者)で、五木が好きだというエセーニンが自殺した時マヤコフスキーが文章を書いた、そのマヤコフスキーが 死んだ時パステルナークが駆け付けたという逸話を記して作品にはまるで触れないものだった。駒尺喜…

「だれのものでもないチェレ」を観る

これはハンガリーの1976年の映画で、78年に岩波ホールで上映されているから、その時の新聞評や広告で題名が記憶に残っていたか、「キネマ旬報」では79年に18位になっている。 いきなり、東欧の農村に全裸の6歳くらいの女児が牛を追っている場面から始まる。…