2023-11-19から1日間の記事一覧

丸岡明の「ひともと公孫樹」

丸岡明は、原民喜と親しく、能楽書林の経営者でもあり能楽にも詳しかった作家で、佐藤春夫門下だったが、「ひともと公孫樹」は戦後の佐藤春夫を描いて、柴田錬三郎との関係や、佐藤の作品「日照雨(そばえ)」成立の事情を描いたものだが、肝心なことは書い…