馬楽聞き書き

五代目蝶花楼馬楽聞き書き『馬楽が生きる』(創樹社、1986)を読んでいる。ウィキペディアでは六代目となっている、五代目小さんの兄弟子である。

 聞き手は「遠藤智子、加藤貴子」とあり、いずれも1958年生まれだから、26歳くらいの二人の女性が日曜日ごとに馬楽宅に通ったようである。二人は内弟子として、加藤が蝶花楼小菊、遠藤が蝶花楼ぼたんの名をもらったという。

 馬楽の俳句が載っている。

 晒し井戸千早の死骸上がりけり