昨年度の小谷野賞発表です。
・小川剛生『「和歌所」の鎌倉時代:勅撰集はいかに編纂され、なぜ続いたか』NHKブックス、2024
・河原梓水『SMの思想史:戦後日本における支配と暴力をめぐる夢と欲望』青弓社、
後者は、題名はこんなですが著者は日本史が専門で、『奇譚クラブ』というSM雑誌の極めて実証的な研究で、村上信彦という女性史研究者が変名で寄稿しており、サディストだったという事実を明らかにしています。
:発掘賞
伏本和代『デパスな日々』そして企画、2013
これは三木卓さんの遺作集を編纂していて、三木さんが寄稿していた『そして』を編
集していた伏本和代という92年の文学界新人賞をとった作家の短篇集を読んだらなかなか良かったので、選びました。


