赤坂真理「愛と性と存在のはなし (NHK出版新書) アマゾンレビュー

こういうことこそ小説に書くべきでは
星2つ - 、2021/09/28
本書では上野千鶴子の東大入学式での式辞を聞いて東大入学する男子が傷ついたんではないかとか、動物に同性愛はないとか書いているが、動物に同性愛はある。当人がトランスジェンダーじゃないかと考えていたり、母親が死んだことをきっかけに書いたとかいろいろごっちゃに書いてあるのだが、そもそも著者は小説家で、こういう題材こそ新書じゃなくて小説で、順を追って書いていくべきだと思う。あと全体に、他人との対話を拒絶して閉じこもっている感じがある