アンソーシャル ディスタンス」金原ひとみ・アマゾンレビュー

読むのがつらかった
星1つ 、2021/08/25
谷崎賞をとったので表題作だけ「新潮」で読んだが読むのがつらかった。幸希という大学まで出る男が高校中退でメンヘラで堕胎する女となんでつきあっているのか最後まで分からなかったし、ちょいちょいはさまれるコロナ対策批判には作者の何も考えていないさまだけが浮かび上がり、「蛇にピアス」のころからあまり変わっていないんだなと思った。